My Resistance-タシカナモノ-[2]

#54 照れてる姿が ページ29

　
　
玉「てか、これ恥ずかしい…」



確かにそうだと思う。

自分がくっしょんになってるんだもん。

その照れてる姿がかわいくて

心臓が飛び出そうだから

あわてて話を変えた。


「み、宮っちのリストバンドも!!」


そういってみせた。

するとふはっ て笑って


玉「なんで宮田が当たってんの」


って笑った。

この笑い方すごく好き。


玉「これ俺がもらってもいい？」


「もちろんです!!」


玉「ありがと」


細い手に頭を撫でられる。

あぁー!! もっと髪の毛ちゃんと

しておけばよかった!!

今となればそんなことも気にしてしまう。


すると玉森さんは


玉「そうだ…今日きたみつの家行くんだけど…くる？」


「いいんですか？」


玉「うん、A.B.C-Zもくるから」


「いっていいなら…行きたいです…」

　
その言葉にまた笑って

じゃいこっかって言って

玉森さんは自分の部屋へ。


皆来るのかな。

基本的に人との関わり

っていうのが遠い自分。

それでもキスマイやA.B.C-Z

との関わりが自分にとって

どれだけの楽しさか。


少し気分もあがって

おしゃれをする。

お気に入りのマニキュアをぬる。

薄いピンクのきらきやしたやつ。

玉森さんも

そんな派手じゃなくて可愛いね

って言ってくれた。


棚には水色とか薄いピンクとか

白とかのパステルカラー

ばっかだけど見てるだけで好き。

　
そのうち玉森さんが

声をかけてくれて車に乗る。

その時の玉森さんは決まって

サングラスをかけていた。


玉「きたみつんちでなんか食べよかー」


「お腹すきました…」


玉「俺も。」


あははって笑ってるけど

着いたのはとてもはやかった。

マンションのインターホン

鳴らしてはいる。

初めてだから少し緊張。


北「Aちゃーん!!」


ニ「Aー!!」


皆歓迎してくれた

邪魔かなって少し不安だったから

すっごく嬉しかった。

そしてだだだーっと駆け寄ってきて

くれたのは橋本さん。

　
橋「Aちゃあああん!!」


横「なんと情熱的」


宮「はっしー好きだねぇ」



なんて笑っているところに

特徴的な笑い方のひとが。


藤「自己紹介しないとわからないでしょ」


そう知らない二人に

言ってくれた

　
　

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