#51 食べたよ ページ26
次の日の朝。
リビングに言ってみると
玉森さんはもう仕事へ。
椅子に掛かっていたジャケット。
玉森さんの部屋に片付けようとして
持ってみると ふんわりと
玉森さんの匂いではない香水の
匂いが鼻をついた。
香水というよりも柔軟剤かもしれない。
昨日の電話の声を思い出す。
きっとあの人だ。
香水が写るまで密着したんだ。
それにまたイラついて
ばしっとジャケットを部屋になげいれる。
こんなときはあのオルゴールを
聴いておこう。
─────
───────
8時。
ただいまと玉森さんの声が。
「…お帰りなさい…ごはんできてます。」
玉「あー…ちょっとお腹いっぱいかも」
「じゃ少なめにしますね。」
玉森さんが洗面所から
戻ってくると同時に机に食事を運ぶ。
それに向かって一緒に食べる。
「……なんですか?」
さっきからずーっと顔を見てくる。
するとにこっと笑って
玉「ガトーショコラおいしかったよ」
唐突にそんなことをいった。
玉森さんの分はないはずなのに
なんで知ってるんだろう
「な…なんで…」
玉「みつがね、くれた。箱に入ってたの」
確かに北山さんはもって帰ったけど
まさかそれを玉森さんに
あげるなんて。
玉「『Aちゃんが玉の為に作ってたから』って」
北山さんはなんてことを言うんだろう。
しかもこの本人は人の気持ちも
知らないでにこにこと。
そんな顔が今も
心臓を壊してしまいそうなのに。
「宮っちが…食べたいって…」
あわあわと言い訳を探す。
でもそれを玉森さんは
玉「宮田が…か…。嘘つくの下手」
と、流してしまう。
173人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠菜(プロフ) - 未優さん、良かったらメアド交換してもらえますか? (2013年6月13日 17時) (携帯から) (レス) id: e4575f4744 (このIDを非表示/違反報告)
GURETAMA(プロフ) - スッゴい面白いです(≧∇≦)ちょ〜テンションアゲアゲです!! (2013年2月11日 16時) (携帯から) (レス) id: 1b1aa829d4 (このIDを非表示/違反報告)
茉裕(プロフ) - みちゅloveさん» 女性の正体はお母様です(*´ー`*) コメント返信遅れたのでもうわかっちゃいましたね♪ (2013年2月11日 9時) (レス) id: 19a75d1f1d (このIDを非表示/違反報告)
茉裕(プロフ) - 虹色姫さん» 頑張らせていただきます!! これからもよろしくお願いしますね(^^)v (2013年2月11日 9時) (レス) id: 19a75d1f1d (このIDを非表示/違反報告)
茉裕(プロフ) - ガァヤさん» 女性の正体はお母様です( ̄▽ ̄)b よくあるオチですね(笑) (2013年2月11日 9時) (レス) id: 19a75d1f1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茉裕 | 作成日時:2013年1月14日 10時