もう、どうでもよくなった。 (ページ16)

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16話ページ16

ズズ・・・

死「ってぇ・・・両腕両脚撃たれた、完敗だ・・・」

死「平和の象徴は健在だった、話が違うぞ先生・・・」

AFO「違わないよ、ただ見通しが甘かったね
それより脳無の回収はできなかったのかい？」

黒「吹き飛ばされ、正確な位置を把握出来なければ探せないのです。時間も取れなかった」

AFO「せっかくオールマイト並のパワーにしたのに
まぁ仕方ないか残念」

死「パワー・・・1人オールマイト並のパワーを持つ子供がいたな」

『嗚呼、あの地味な奴か』

AFO「・・・へぇ」

死「あの邪魔がなければオールマイトを殺せたかもしれないのに、ガキが・・・」

『彼奴、オールマイトを庇うかのように邪魔してきたように伺えたが、』

AFO「それはとても気になるね、まぁ悔やんでも仕方ない、今回だって無駄じゃなかったはずだ、精鋭を集めよう！ゆっくり時間を掛けて」

AFO「我々は自由に動けない！だから君達のような"シンボル"が必要なんだ！死柄木弔！射手乙矢！
次こそ君達という恐怖を世にしらしめろ！！」

そこで通信は切れた

『弔さん、とりあえず応急処置しましょう』

死「・・・嗚呼」

撃たれた所に包帯を巻いていく

死「・・・なぁ、さっきのガキがオールマイトを庇ってるように見えたってどういうことだ？」

『そのまんまです。俺たちがオールマイトに何か仕掛けようとすると離れろやらなんやら言って俺たちに考え無しに突っ込んでくるからなにかあると思ったってだけですよ』

『それにあの地味な奴がオールマイトに時間が何とかって言ってるのが気になってってぐらいです』

死「・・・」

『はい、巻き終わりましたよ』

死「・・・貸せ、お前も撃たれてるだろ」

『じゃあ、お願いします』

弔さんから包帯を巻いてくれるなんて思ってもみなかったけど

少しは信用してくれたかな？