コーラル城にて ページ1
肌寒い。俺は消えたのか?だけど、何で感覚があるんだ?
ティア、約束破ってごめんな。
おれはとても重い瞼をゆっくりと開く。
ルーク「あ・・・れ・・・?」
見たことのある機械の上で寝ている。
ル「コーラル城?・・・なんか声が。・・・!体が小さくなってる!な、なんで?」
冷静になれ、冷静に!
ル「もしかして、過去?でもなんで・・・。チャンスかもしれない。救えなかった人が救えるかもしれない。・・・アッシュ。この下かな。」
俺は台の上から降りる足がふらふらするけど気にしない。あいつの居場所を奪う前に・・・。
下の台にはアッシュが眠っている。目を覚ましてこっちを驚いた様子で見る。
オリジナルルーク「お前はっ!」
ル「大丈夫・・・。」
オリ「!?しゃべれるのか。」
ル「助けるよ。」
オリ「は?」
ル「お前の居場所は奪わない。」
俺は意識を集中させる。手に第7音素を感じる。
オリ「おい!・・・まさかっ!」
ル「またな。」
アッシュの姿が消えた。今頃家では大騒ぎになってるだろうな。
力が入らない。
ヴァン「強い第7音素を感じたが、これは驚いた。」
ル「・・・あなたは?」
ヴ「話せるのか。これは面白い。私の元に来ないか?」
ル「そこしか、居場所が無いなら。」
俺は伸ばされた手をとる。
ヴ「なら、名前が必要だな。これからはアッシュと名乗りなさい。私はヴァン・グランツだ。」
ルーク→アッシュ「・・・はい、ヴァンさん。」
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ちろ(プロフ) - いい話だぁ〜。イラログで知りました!これからも続けてください!! (2014年8月22日 19時) (レス) id: 6aa89b6e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心奏(しんそう) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tales/
作成日時:2014年8月21日 19時