40日目〜番外編・怪盗ムーンとワンダー・ジュエル〜 ページ40
美術館の外の
月夜に白きマントが浮かび上がった。
怪盗ムーンだ。
ムーン「お待たせしました！怪盗ムーンでございます！
さあ、今宵もショーを始めましょう！」
観客「わーわー」
観客「ムーン！ムーン！」
マルス警部「今度こそ取っ捕まえてやるわ！」
マリネ警部補「エモンガ、10万ボルト！」
マルス警部「今回は30匹エモンガを用意したぞ！さあ、これを返せるかムーンっ！」
ムーン「ええ、当然ですよマルス警部。
ツタージャ、ミラーコート！」
マリネ警部補「…⁉ムーンはツタージャなんて持ってないはず…」
マルス警部「おそらく手下のだろうな。くそっ…
行けっ！メタング！サイコキネシス！」
ムーン「ブラッキー、シャドーボール！エーフィ、サイコキネシス！」
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ムーンの手下「まったく…よっ…となんで私がこんなことしなきゃいけないのさ…もしもし？例の装置はちゃんとしかけといたから。お好きにどうぞ。じゃ。
…
まったく…私はそんなんじゃ…まいっか。
さっさと次の任務に向かうか…」
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カチッ
というスイッチの音とともに、白い煙が建物から溢れ出す。
ムーン「さあ、今宵のショーもそろそろ閉幕でございます！
という声が上がると、怪盗ムーンは煙の中ポンと消え去った。
マルス警部「くっ、中だ！
奴は中にいる！」
マリネ警部補「…手遅れですね。もう盗まれてます。」
マルス警部「くっ…
ムーンのヤロォ…」
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ムーン「…よし！今度こそ本物だ…」
ムーンの手下「よかったね。………。んじゃ、次。
聖なるダイヤ、盗みに行こうか。」
ムーン「よし、いっちょやるか！」
続く
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作者名：エルフーン | 作成日時：2016年1月21日 7時
