1 緊急事態 ページ3
赤司side
…僕は今、危機的状況に陥っている
キセキがいる学校での合同合宿の最中にかかってきた父からの電話
内容は『見合いをする』という事
合宿でちょうど東京に来ているから、という理由らしいが…
それも問題だが、問題はそこじゃない。
それが<明日>行われるのだ。
赤司家が所有するホテルの1フロアを貸しきりにして行うらしい
こんなに規模が大きな理由は
相手の女性方が優に100人を越えるから
接待をやった方が気が楽だ…と思う考えは排除して臨もうと考えているが、
その前に。
「……というわけだ。お前たちの意見も聞きたい。」
「「「は?」」」
キセキ+黒子&桃井を召集し聞いてみる
流石に桁違いな事を言っているのは自負しているが…
6人は口を開けたまま固まっている
青峰「つー事は赤司は100人を越える女と見合いをすんのか?マジだりぃ…」
黄瀬「うわっ!辛いっスよ〜場馴れしてる俺でも時々尻込みするし」
口火を切ったのは大輝。興味を持ったみたいだ。
いつもより焦っている気がするね
涼太に関しては…何もいわないどこう。
ちょっと後でお話しようか(…オヤコロ←)
「そうだ。取引先の令嬢も来るようで簡単に断れなくなってしまったんだ」
緑間「赤司、お前はどう考えているのだよ?」
黒子「相手方の気持ちを粗末に扱うわけにもいきませんしね…」
僕に対しても相手に対しても真剣に考える真太郎とテツヤ。
二人には感謝するよ
こういう事を相談というんだ。
…やはり涼太、オヤコロ←
少しは見習って欲しいものだね
テツヤ達が話し合っている中、ふと紅一点のことを見てみる
…先程から桃井が全然喋らないな
本当は1番女性の意見を聞きたくて呼んだんだが、俯きながら、顎に手を当てて何か考えている表情をしている。
するとその桃井が顔をあげて言葉を発した
桃井「じゃあ赤司君が気になる相手を見つければ、というか作れば自由になるって事だよね?」
唐突に桃井がそう言った。
どういう事だ?
大きく言ってしまえばそうなるがそのような女性が易々といるものか?
そんな女性がいないから困ってるんじゃないか。
という考えが頭を過ぎったが桃井は真剣な顔をして俺を見てくる。
桃井、君はどんな事を思いついたんだい…?
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夕月(プロフ) - みきさん» ありがとうございます!ゆっくりとですが進めていきたいと思います^^* (2016年12月22日 22時) (レス) id: 0a055286aa (このIDを非表示/違反報告)
みき - 頑張ってください!僕、応援してます (`・ω・´) (2015年11月9日 17時) (レス) id: 70ba3c4562 (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - 頑張ってください!! (2015年8月30日 20時) (レス) id: 962502464e (このIDを非表示/違反報告)
snowホーク(プロフ) - 紅姫さん» はい!ありがとうございます♪ (2015年7月5日 22時) (レス) id: fcbadd66b0 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫 - 頑張ってくださいね(^^) (2015年5月31日 17時) (レス) id: ad5e909336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕月 | 作成日時:2015年5月23日 23時