不安 * 01 ページ46
A side
「んーーっ」
パソコンに向かって3時間。やっと午前中の仕事が終わった。伸びをすると体に血が巡るのか、少しスッキリしたような気もする。
今日は同僚の子と一緒にランチに行く約束をしている。職場から少しだけ歩いた所に、お洒落なカフェが出来たのだ。と言っても、見つけたのは私でもなければ同僚の子でもない。
見つけたのは、総務の柚木さんだ。
この間マサイくんと居たときもカフェでばったりとあった、柚木さんはカフェ巡りが趣味なのだろうか。
そんな事をぼんやり考えていると、となりの席から声が掛かった。
同僚「Aさん、準備して行こう！」
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外は冷えるが天気はよく、防寒さえしっかりとしていれば凄く気持ちの良い天気だった。
同僚「Aさん、最近綺麗になったよね」
いきなり出された話題に意図がつかめず、間の抜けた顔をして同僚に視線を移せば、企んだ笑顔を向けられた。
同僚「いやいや、彼氏でも出来たんじゃないかなーって」
「えっ、あ、へ？・・・はい」
同僚「やっぱりー！おめでとう！本当にAさん分かりやすくて可愛いなぁ」
誉められてるのか微妙な線ではあるが、喜んでくれているようなので、そのままにした。"で？"と肘でつつかれこの話がまだ続くことに気づく。
同僚「お相手は？同じ課の人？それとも営業の人とか？」
「えーっと・・・」
同僚の子はYouTubeにはあまり詳しくないが、まさかYouTuberと付き合ってるなんて言ったら事だ。ここは当たり障りなく。
そう思い、ふと通りすぎるチェーン店のカフェに視線を移した。その瞬間に立ち止まってしまった。そのカフェの窓側から一つ奥まった席に、見覚えのある男性と見知らぬ女性。
同僚「柚木さんでしょ！！やっと実ったんだ・・・ってAさん？」
「・・・え、あ、ううん、ごめん。行こう？」
正直同僚の言葉なんて何にも入ってこなかった。頭の中は、あのワンシーンが繰り返し回っている。
マサイくんと、知らない女の人。
楽しそうに笑って、話すマサイくん。
女の人は少し年上なのか、凄くキレイな人だった。・・・私なんか、到底敵わない・・キレイな・・・。
同僚「Aさん？おーい、Aさーん。急にどうしたの？大丈夫？」
「あっ、ごめんなさい！何かぼーっとしちゃって、ははっ」
頭の中をぐるぐる回る映像。
だめ、今は考えちゃだめ。そう思って無理やり感情ごと押し付けた。
同僚「彼の事を考えるとぉ？あーぁ、いーなー！」
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
