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「そんじゃ改めて」


「釘崎野薔薇。喜べ男子、紅一点よ」


うんうん、野薔薇はそういうタイプね。

実際可愛いし自信があることはいいことだ。

どうやらうちの男子達は野薔薇のお眼鏡にはかなわなかったみたいだけど、3年間もあるんだしぜひ仲良くして頂きたいところだ。


「これからどっか行くんですか」


「せっかく1年が3人揃ったんだ。しかもそのうち2人はお上りさんと来ている。行くでしょ?東京観光」


「「東京!東京!」」


『どうするめぐみん』


「どうしようもないでしょう。一条先生もこの後のことは把握してるんですよね。本気で観光する気ですか?」


『うーん、私からはまだなんとも言えないけど観光っちゃ観光なのかな』


TDLとか中華街を期待している2人にはがっかりしちゃう観光だけどね。


「いますね、呪い」


「「嘘つきー!!」」


本日の観光地は近所にでかい霊園がある廃ビル。

実地試験も兼ねた観光だ。

ということで今回は野薔薇と悠仁に活躍してもらう。


「いってらっしゃーい」


『怪我しないようにねー』


「あ、Aは2人の後をバレないようにつけてね。
弱い呪霊だしさすがに何も無いとは思うけど念の為」


それを先に言って欲しかったな。暇つぶしの遊びまで考えてたのに。

重い腰を持ち上げ、渋々2人の後を追う。

私の術式で2人の耳に届かないよう音を消し、姿が見えないように幻覚を作りながら様子を見る。

どうやら2人は別行動するようだ。とことん仲が悪い。

さて、どっちに行くかなぁ。

悠仁も当然不安だけど、あの身体能力に呪具を持たされば怪我することは無いだろう。

なにせ何も知らなかったあの時ですら体ひとつで呪いに立ち向かったんだから。

よし、野薔薇の方に行くか。

……どうやらイレギュラーも発生してるっぽいしね。


「おい、そこの呪い。真ん中のマネキンだよ。それで隠れてるつもり?」


経験者なだけあって隠れてる呪いを見つけることはあっさり成功。

野薔薇の実力があれば祓うのも容易い。

でもね、地方と都会の呪霊はレベルが違うの。


『あーあ……子供が捕まっちゃったよ、野薔薇。どうする?』

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プスメラウィッチ - たこすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月14日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこすけ | 作成日時:2021年3月5日 1時

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