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私の術式は "有為操術"

有為とは様々な因縁から生じる現象であり、私はそれを操ることが出来る。

要はこの世のものを全て操ることが出来るのだ。

但し、それは私の半径5m以降かつ半径15m以内という制限がある。

その10m内で作られたものは範囲外でも使用出来るが、それは敵であっても同じ条件なのでデメリットとなる可能性もある。

大抵の呪霊相手なら一瞬で分解することが出来るのでなんとかなるが、悟相手だとそうはいかない。

瞬間移動に似たことが出来るので一瞬で間合いに入られるし、近接戦では勝てない。


「Aに戦い方を教えたのは僕だ。本気を出すこともなく終わらせるよ」


『ははっ、あの頃の私と同じだと思わない方がいいよ』


「へぇ、それは楽しみだ。じゃ、先にやらせてもらうね」


そう言った悟は私の背後に立った。

でもさ、そう簡単に近づかせるなんて馬鹿なことさせてあげない。

悟は自信に満ち溢れているので相手との距離を縮めてから少し時間を置く癖がある。

特に自分より下だと思っている相手には。

なのでその間に、範囲内で作った固めた土を光と同じ速さで悟と私の間に飛ばし、それを蹴ってピッタリ5m距離をとる。

そのまま悟が再び距離を詰めてくる前に悟から一切の負の感情を無くし、動きを止める。


「へぇ、Aは長期戦希望かな?」


『いい加減自分が有利だと思い続けるのはやめな?』


今は動きだけだが、臓器の機能を止めることも出来るのだ。

しかも今の悟は動くことも呪術を使うことも出来ない。


『絶体絶命の悟くんはどうするのかな?』


「最強ではないけど特級呪術師であるAに僕が何の対策もしてないと思ってんの?」


その瞬間、私が立っているところの地面が崩れた。

慌てて飛び退くと悟の顔が目の前に現れた。


「自分から範囲外に僕を連れてってくれるなんて余裕だね」


『チッ』


私の手を掴み、お腹に一発入れる悟は私のことを彼女だと言うことを覚えているのだろうか。

吹っ飛べないので威力を分散させられないのもなかなかきつい。

一旦距離を取らないことには勝ち目は無いので、呪力の塊をぶつける。

少しだけ離れすぎたので急いで悟との間を真空状態にする。

空気を操るのは相当呪力を使うので距離を調整して再び悟の動きを止め、負の感情を無くす。

余裕ぶっこいてるとまた仕掛けられてしまうので、生き埋めにする。


『さすがに死んだでしょ』

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
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プスメラウィッチ - たこすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月14日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこすけ | 作成日時:2021年3月5日 1時

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