ミラクル☆卓球！

仮入部、いよいよ今日から始まるよ！ ページ1

彼女、長沢さくらは、昨日の入学式で中学一年生になったばかり。
今日から始まる仮入部を心待ちにしていたのだ。
「おはよう、のの。」
「おはよう、さくら。」
さくらの友達の山田ののは、卓球が大好きなさくらの同級生だ。
「ねぇさくら、今日の仮入部、どこの部見に行く？」
さくらはすこし考えてこたえた。
「卓球部……かな。」
「そうこなくっちゃ！一緒に行こうって言おうと思ってたんだ！」
こうして、さくらとののはその日の放課後、卓球部に行くことになった。
カコンカコン……。
「うわぁ……。」
「すごい！先輩！カッコイイ〜！」
さくらもののも目をキラキラさせていた。すると、1人の先輩が近づいてきた。
「ようこそ、卓球部へ！お名前は？」
「な、長沢さくらです。」
「山田ののです！」
「さくらちゃんに、ののちゃんね。2人とも、卓球部に入る気はある？」
2人は少しも悩まずにこたえた。
「もちろんです！」
それも、ぴったりハモって。
「大歓迎だよ！本入部まで待ってるね！」
そう言って、先輩はにっこり笑った。 続く！

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