其の百二十三 帰宅 ページ6
おかえりなさーい、と
元気に皆が出迎えてくれる。
『ふふ、只今戻りました』
「お邪魔しまーす」
彼女達は短刀達に任せ、私は歌仙の所へ
昼食の準備を手伝うとするか。
一に剣の稽古も付けなければだし…
学校があると思う様に全て出来ませんねぇ
「Aちゃーん！何かやることあるー！？」
『おや、凛…？ふふ、元気ですねぇ。
でも、もう出来ましたので
食器配膳をお願い致します』
「あるじさま、かせん！
僕たちもおてつだいします！」
凛に続いてきたのか、
わらわらと短刀達が来る。
ふふ、打ち解ける事が
出来たみたいで良かったです
その後は楽しく色々な遊びをしたり、
軽く剣術の手解きをしたりした
気が付けば日が傾いて居て楽しいと
時間が経つのが早いなぁと思いますね
『君達はパーティーには？』
「あー、兄が関係してて一般生徒だけど
行かなきゃいけなくてね」
「私、あそこ煩いから苦手…」
『そうなのですか、私も
出ますが一緒に行きますか？』
「えー、やったー！心細かったんだー！」
それからの残り時間も早かった
石切丸と神楽舞の練習をし、身体を休めて
やる事を終えてドレスに身を包む
「きゃー！主可愛いー！」
「いいなぁ、俺も行きたかったなー」
『まぁまぁ、君らが思う程
あまり良いものではありませんよ』
そう、良いものではない。
何かにつけて目を付けられる
『では、行きましょう。国広』
審神者になってからだと、
以前よりも邪の出所がはきと解る。
花水木を堕とした原因となる人物
それが、今日の晴れの場に居る
その堕とした人物が歴史修正主義者…
若しくは、検非違使の可能性だってある
どの道、芽は摘まなくてはならないか…
私も学校もやってる事に
変わらないじゃないですか
何があって、何のために
やってるかは分からない
それでも、私は私が出来ることを。
2人と合流して、会場に入る
無論、後ろに控える椿と国広は
私のボディーガードをする様だ
「おっ、Aか。ちょっと頼みがあってな」
『おや、先生。何でしょうか？』
「欠児が出てな。お前に挨拶を頼みたい」
何故かこういった役回りが私の元へ回ってくる
『…ええ、引き受けます』
まるで、誰かが後ろで糸を引いてるみたいだ
まぁ…どうせなら言いたい事
言ってやりましょうかね。
第二部九十評価有り難うございます！！
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マイ - 続き楽しみです！更新頑張ってください♪ (2017年7月22日 14時) (
レス) id: 5c80885bd7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン＝ロゼリア(プロフ) - 美由紀さん» ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2016年12月27日 2時) (レス) id: b92b75d52f (このIDを非表示/違反報告)
シオン＝ロゼリア(プロフ) - 竜菜さん» すみません！！ミスです、ご報告ありがとうございます。訂正させて頂きますねコメントありがとうございます (2016年12月27日 2時) (レス) id: b92b75d52f (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - この話めっちゃ良いですね！楽しく読ませてもらってます。更新頑張ってください！ (2016年12月26日 22時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
竜菜 - ……？あ？どうされました？ミスですかね…？とても面白いです！更新頑張ってください！ (2016年12月26日 12時) (レス) id: b7f7ed3109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオン | 作成日時：2016年7月21日 21時
