386．追い討ち ページ22
A「それ、本気で言ってます・・？」
「うん」
本気だと、思いたい
それくらいは、しておきたい
「A、知ってる？
恋人同士って、手繋いで歩くんだよ」
A「・・え？」
何を必死になってんだろうな？
肯定するように
悪者にならないように
もう、Aの言葉は
聞こえない
「人目なんか気にしないで
当たり前みたいに手繋いでてさ？
そーゆーの、してみたいって思わない？」
A「別に私はそんなこと・・」
「似合うんだけどな、Aには
そーゆーのが」
A「・・そーゆーの？」
「人前でも
堂々と大事にしてくれる人が、さ？」
A「櫻井さん、私そんな・・」
「俺は今までひたすら隠してただろ？
とにかく仕事優先で。
しかも、自分が危うくなったら
お前のことなかったことにしようとしてる
もしお前が、道の真ん中で困ってても
俺、素通りして無視すんだろうなって。
だから、そんなんじゃなくて
もっとちゃんとした幸せをくれる人を
見つけてほしい」
A「・・なにそれ」
「そのパーカーも」
A「え・・？」
「返さなくていいよ
指輪も、部屋のカギも
いらないと思うから捨ててくれればいい
他には何かあったかな？」
A「櫻井さん」
「あ、部長たち帰ってきたんじゃね？」
A「待って・・櫻井さん///」
「俺、部長に挨拶して来ないと。
Aも中入ろう」
そう言ってAに
背を向けた
立ちすくむAに
振り返りもしなかった
今まで
何があってもずっと繋いでた
Aの手は
もう、触れはしない
守りたかったモノ
大事にしたかったモノ
俺は、その時
全部そこに置いてきた
・
・
尾野「上原ちゃん・・これー、さ？なんか忘れてない？
玉子焼き。味つけってゆーの？」
「・・あ、すみません」
尾野「だよねー！
ホントおっちょこちょいだね(笑)」
雄太「でも、形はキレイだよ？な、翔？」
「うん・・」
後のAは
わかりやすく、ボロボロだった
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優理花(プロフ) - やっちさん» なんと!続きを気にしてくださるとは嬉しいです。やっちさん、しばしお待ちを (2022年6月12日 18時) (
レス) @page42 id: c93a143cb1 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続きお願いします! (2022年3月9日 20時) (レス) @page43 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
優理花(プロフ) - さくら子さん» さくら子さん、お返事遅くなってごめんなさい！随分経ってしまったんですけど、今のお気持ちはどうですか？こーゆーのってゆっくりでいいと思うし、例え離れていくことになっても間違いではないと思います。辛い時に、コメントありがとうございましたm(__)m (2017年9月16日 23時) (レス) id: e95f730760 (このIDを非表示/違反報告)
さくら子 - 優理花さん、はじめてコメントします。私は優理花さんのようには思えないです。やっぱ嫌です。昨日のしやがれも苦しくて観れませんでした。でも、嫌いになれないから泣く泣くでも消化しなきゃですよね。作品、先が読めなくて気になります。また更新してください。 (2017年2月26日 13時) (レス) id: 257674c1b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優理花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yujari1123
作成日時：2017年2月26日 5時
