20話 ページ21
迅は精鋭部隊に勝利し、上層部との交渉へ向かうために本部の廊下を歩いていた。
添木「迅、風刃を本部に渡すのか？」
その途中添木が待ち構えており、迅に話しかけた。
迅「！やっぱり、バレちゃったか…。うん、それがあいつにとって最善の未来だからね。」
迅は隠しもせず、添木に伝える。
添木「…迅ばかりが無理や我慢をしている。何も力になってやれない自分に腹が立つよ。
心ではかなり覚悟が決まっている。何を言っても考えは変えないな。」
添木は悲しみを強く浮かべた顔で迅に話しかける。
迅「うん…。ごめんね。」
添木「謝らないでくれ。せめて、弱音くらいは吐いてくれよ。
それぐらいはさせてくれ。」
迅「ありがとう。Aの言葉にはいつも助けられてるよ。」
迅はそういうと上層部と交渉しに会議室へと向かった。
添木は迅を待つため、本部の廊下にある自販機へと足を進めた。
そこには2人の男性がいた。風間と太刀川だ。
添木「お2人ともお疲れ様です。」
風間「ああ、事情は歌川と菊地原から聞いたらしいな。」
添木「すみません、気になったもので…。」
風間「構わない。迅を待つのか？」
添木「はい。迅は風刃を材料に本部と交渉するつもりでしょう。」
添木は先程の話から2人にそう告げた。
太刀川「はあっ！風刃を手放すってのか！？」
太刀川は驚きの声を上げた。
風間「迅が来たら聞けば良い。」
風間の一言で太刀川が落ち着きを取り戻した。
添木は自販機で飲み物を購入すると2人に手渡す。
添木「改めてですが、遠征から帰還おめでとうごさいます。お疲れ様でした。」
笑顔の添木から飲み物を受け取り、2人の表情は少し和らいだ。
それから3人で迅が来るまで話していた。
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ヴィー(プロフ) - nimoさん» 続編3や番外編の方で辻ちゃんとの絡みを多くしてみました！ (2021年3月6日 23時) (
レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
nimo(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2021年2月22日 19時) (レス) id: 246b778bcb (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - nimoさん» 実は辻ちゃんとは幼馴染設定なんですよね。今度書く予定なので楽しみに待っていてください。 (2021年2月21日 22時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - 名前さん» ありがとうございます！設定は随時付け足す形ですが、かなり細かく決めてあるのでそう言っていただけて嬉しいです。 (2021年2月21日 22時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
nimo(プロフ) - 愛読させてもらってます！辻ちゃんと絡ませて欲しいです！ (2021年2月21日 21時) (レス) id: 246b778bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィー | 作成日時：2021年2月15日 23時
