私の御先祖様は、武装警察２【赤羽業】

７時間目 ページ9

[貴方side]
かき氷を食べている殺せんせーに向かってクラスの半分がナイフを出して向かう。




あれじゃ絶対無理。殺気丸出しだし。




しかもいつの間にかナイフがチューリップに変えられてる。




…え、あれ花壇にあったやつじゃ……




片｢この花クラスの皆で育てた花じゃないですか！！｣




あーあ。




……あれ、破壊生物がチューリップ植えてる。どうしたものか。




見る気ねーな。メモ頑張ってね渚。




私はすぐにその場を離れた。



＊〜＊
ハンディキャップ暗殺大会。




チューリップの花壇を荒らしてしまったお詫びらしい。しかし私はどうもやる気が出ない。




…烏間来てる。なんで？




あ……………殺せんせー、落ちたし。




ん、あれは使えるかも。




私は渚の方へ歩み寄る。




貴｢…弱点メモ使える。｣




渚｢うぇっ！？………なるほど。｣




【カッコつけるとボロが出る】




【テンパるのが意外と早い】




【器が小さい】




………弱点ダサい…




殺せんせーはいつの間にか逃げたし。宿題2倍はやる気出ない…




磯｢この調子なら殺すチャンス必ず来るぜ！！｣




矢｢やーん。殺せたら百億円何に使おー♪｣




ざわざわと賑やかになる皆。そういや私まだ暗殺してない…




カ｢渚。どう？殺せんせーは殺せそう？｣




渚｢殺すよ。殺す気じゃなきゃあの先生とは付き合えない。｣




そう語る渚の目は、どこか活き活きしていた。




貴｢…それじゃ、私もそろそろ本気出さなきゃ。｣




渚｢そういえばまだ沖田さん暗殺してないね。｣




カ｢どんな風に暗殺するの？｣




貴｢秘密。説明するよりも見る方が早いし。｣




カ｢そ、そうなんだ…｣




渚/カ(どれだけ強いんだろう…)








＊会話のみ＊
園｢ーー事情は今話した通りです。地球の危機ゆえ秘密の口外は絶対禁止。




もし漏らせば記憶消去の治療を受けて頂くことに。｣




？｢……怖ッえ！｣




園｢E組の全員に同じ説明をし、他の皆はすでに任務に入っています。それと、クラスの他もう1人暗殺者もいるので承知を。




君も停学が解けたらE組に戻る。よって君にも暗殺任務を依頼します！｣




？｢もう1人か…




…ねぇ、このゴムみたいなナイフ本当に効くの？｣




園｢ええ、人間には無害ですが奴への効果は保証します。｣




？｢…へーえ。ま、人間じゃなくても別にいーか。｣




？｢一回さぁ、先生って生き物殺してみたかったんだ。｣

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