私の御先祖様は、武装警察２【赤羽業】

６時間目 ページ8

[貴方side]
先｢実は先生月に１度ほど脱皮をします。脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺した。つまり月イチで使える奥の手です。｣




タコの顔色は見るまでもなく、




真っ黒。ド怒り。




先｢寺坂吉田村松。首謀者は君らだな。｣




寺｢えっ、いっ、いや…渚が勝手に｣




するとタコは瞬時に教室から出ていき、あっという間に帰ってくる。




そして、どこからか持ってきたものを落とす。




寺坂吉田村松の家の表札…？




先｢政府との契約ですから、先生は決して君たちに危害は加えないが、




次また今の方法で暗殺に来たら、君たち以外に何をするかわかりませんよ。｣




そう言ってクラス全員の家の表札を落とす。あ
、私のもある。




先｢家族や友人……いや、




君たち以外地球ごと消しますかねぇ。｣




渚(5秒間で皆悟った…"地球の裏でも逃げられない"と。




どうしても逃げたければ…この先生を殺すしか！！)




寺坂は尻餅をつき泣きながらタコに叫ぶ。うっわ、だっせ←




寺｢なっ…何なんだよテメェ…迷惑なんだよォ！！




いきなり来て地球爆発とか暗殺しろとか…迷惑な奴に迷惑な殺し方して何が悪いんだよォ！！｣




するとタコの表情は丸の朱色に変わる。




先｢迷惑？とんでもない。君たちのアイディア自体はすごくよかった。｣




触手を渚の方へ伸ばし、頭に置く。




先｢特に渚くん。君の肉迫までの自然な体運びは100点です。先生は見事に隙を突かれました。｣




渚｢…………！！｣




次はバツの表情に変わる。




先｢ただし！寺坂くん達は渚くんを、渚くんは自分を大切にしなかった。そんな生徒に暗殺する資格はありません！




人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君たち全員それができる力を秘めた有能なアサシンだ。




ターゲットである先生からのアドバイスです。｣




人に笑顔で胸を張れる暗殺…か……。"この力"が、胸に張れる？




先｢…さて問題です渚くん。先生は殺される気などみじんもない。皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です。それが嫌などうします？｣




渚は少し考えた後、こう言った。




渚｢…その前に、先生を殺します。｣




先｢ならば今殺ってみなさい。殺せた者から今日は帰って良し！！｣




緑のしましま模様に。確かなめてる表情か。クソ腹立つ。




カ｢殺せない…先生…あ、名前。｣




カ｢｢殺せんせー｣は？｣




始業のベルは明日も鳴る。

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