26時間目 ページ41
英語の時間。殺せんせーに変わってこのビッチが授業をしてくれるらしいけど、さっきからやってるのは多分殺せんせー暗殺のための資料整理や確認。
授業に取り掛かろうとする様子が一切ない。
ふと、ビッチと渚が目が合った。ビッチは渚に何をやらせたのか、渚が震えている。
「…」
「なービッチねえさん。授業してくれよー。」
ずるっとビッチが落ちた。
前原の言うビッチねえさんの名付け親は業らしい。
「そーだよビッチねえさん。」
「一応ここじゃ先生なんだろビッチねえさん。」
流石にキレたのか、ビッチが叫ぶ。
「あーーー!ビッチビッチうるさいわね!!まず正確な発音が違う!!あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね!!
正しいVの発音を教えたげるわ。まず歯で下唇を軽く噛む!!ほら!!」
ビッチの言う通りに皆は下唇を噛む。やっとまともに授業をしてくれるのか。
「…そう、そのまま1時間過ごしてればいいわ。」
…なんだこの授業、と全員が今思ったはず。
.
そうして授業は終わった。結局ビッチはずっと暗殺の計画ばかり立てていた。
次は烏間先生の体育の授業なので着替える。
ー女子更衣室ー
「もー、なんなのよあの先生!!結局授業してくれなかったし巨乳だし!!」
「…カエデ、授業してくれなかったのは賛成だけど巨乳は関係ない。」
…確か最初ビッチが来た時かすかに巨乳って呟いてたような……あれ、変な寒気がする。
謎の寒気と戦いつつ上は下着だけの状態になる。ジャージどこ…?
ゴソゴソ…←ジャージ探してる
「……A。」
「ゾクッ」←めっちゃ鳥肌たった
…背中に嫌な汗が流れる。振り向きたくないけど後ろに振り向いた瞬間…
「なんでそんなに巨乳なんじゃァァァァァァァァ!!!」
「ぐえっ」
ご乱心なカエデがいた。
私は…初めて勝てないと思った。
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茅すみ(プロフ) - カルマloveこうたLOVEさん» ありがとうございまずぅぅぅぅ!! (2017年9月17日 0時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
カルマloveこうたLOVE - とっても面白いです!!(●´ω`●) (2017年9月16日 20時) (レス) id: 9710838898 (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - よしなさん» ありがとうございます!頑張って更新頑張ります! (2017年8月24日 18時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい! (2017年8月22日 11時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - 桜風 結衣さん» 頑張ってくださいw地上に帰れても戻ってきた地獄の紙でまた地獄行きかもしれませんがw (2017年3月11日 4時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茅すみ | 作成日時:2017年1月9日 21時