3時間目 ページ5
[渚side]
先「…君は誰ですか?見覚えがありませんが。」
貴「私は沖田A。今日からお前を暗殺するためにA組から来た。烏間から聞いている。」
先「沖田さん…ですか。しかし、わざわざA組から…?」
貴「……烏間と、警察から直々に暗殺の頼みが。」
先「警察!?」
先生は驚いた声をあげるがいつもの表情だ。沖田さんもずっとポーカーフェイス。
貴「そんなわけでよろしく。」
先生に構えていた銃を下ろし僕達の方へ向き直る。すると腰から見えたのは…
前「なんだそれ!?刀か!?」
岡「ほ、本物…」
先「にゅやっ!…君は一体……」
貴「そのうち分かる。…銃とか片付けるんじゃないの。」
先「…あぁ、そうでした。銃と弾を片付けてください。授業を始めます。これからよろしくお願いしますね。」
貴「……あそ。席どこ?」
先「そうですね…寺坂くん…一番後ろの席の左から二番目はどうでしょう?」
貴「……わかった。」
先生の言った通りの席に行く沖田さん。………どうやって暗殺をするのだろうか。
始業のベルが、今日も鳴る。
、
*〜*
先「昼休みですね。先生ちょっと中国に行って麻婆豆腐食べてきます。暗殺希望者がいれば携帯で呼んでください。」
そして先生はすぐに中国へと向かった。
磯「マッハ20だから…ええと、」
原「麻婆の本場四川省まで10分くらい。」
前「あんなもんミサイルでも落とせんわな。」
前「しかもあのタコ音速飛行中にテストの採点までしてるんだぜ。」
倉「まじ!?」
磯「うん。俺なんかイラスト付きで褒められた。」
前「てかあいつ何気に教えるの上手くない?」
倉「わかるー。私放課後に暗殺行った時ついでに数学教わってさぁ。次のテストよかったもん。」
三「……ま、でもさ。」
前「所詮俺らE組だしな。」
三「頑張っても仕方ないけど。」
…そう。タコ型の超生物で暗殺の標的なのに、あの先生は何故か普通にしている。
僕らも同じ。即席の殺し屋であるのを除けば普通の生徒だ。
…けど、僕らE組は…少しだけ普通と違う。
……沖田さんも、あの人たちも同じような態度をとるのだろうか。
貴「………」
寺「…おい渚。」
寺「ちょっと来いよ。暗殺の計画進めようぜ。」
渚「…うん。」
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茅すみ(プロフ) - カルマloveこうたLOVEさん» ありがとうございまずぅぅぅぅ!! (2017年9月17日 0時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
カルマloveこうたLOVE - とっても面白いです!!(●´ω`●) (2017年9月16日 20時) (レス) id: 9710838898 (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - よしなさん» ありがとうございます!頑張って更新頑張ります! (2017年8月24日 18時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい! (2017年8月22日 11時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - 桜風 結衣さん» 頑張ってくださいw地上に帰れても戻ってきた地獄の紙でまた地獄行きかもしれませんがw (2017年3月11日 4時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茅すみ | 作成日時:2017年1月9日 21時