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*サド王子様*【番外編】 ページ39

ガラッ









障子を開けた部屋の先には





「…あ、姉、上…」



「…」








私の御先祖様、沖田総悟がアイマスクを外しこちらを見ていた。





あまりの騒がしさにアイマスクを思わずとったのだろう、寝癖の後が少々残っていた。








「…おぃぃぃぃっ!!待て!!」








ドンッ








のんびりしていると土方が来た。まずい、完璧戦闘体制だ向こう。






「ちょっと黙れ。ていうか落ち着け。その首を斬る。」








私は土方に刀を突きつける。向こうも同じく私の首に刀を突きつけていた。






総悟を横目で見るとあいつはまだ動揺を失っていなかったが、我に戻ったのか私と土方の間に入り








「両方、その刀収めてくだせェ。俺が首、斬りやすぜ。」




カチャ








素直に私と土方は刀を下ろす。まぁ、私は斬る気なんてなかったけど。






「…総悟。」



「…こりゃあ、相当な問題だったようで。」





「……黙れ。それとも大事な未来の子を殺す気?」








怪しむ目を向ける2人に痺れを切らした私は思わず口が滑った。





これくらい言わないと昔から気が済まない性格なのだ。








「…未来の、子?」




「…はぁ、正直に言う。私は…」






"沖田総悟の子孫だ。''






そう言い放つと2人はポカーンとした顔に。だがそれもつかの間、すぐに真剣な顔付きになる。








「…俺がそんなこと信じると思うかィ?」



「そうだ。いきなりそんなことを言われても…」




「間違いねェ、俺の子だ。」



「そうだ、お前の子…ってはぁぁぁぁぁぁぁぁ!?総悟お前何言ってんだ!!」







…茶番化してきた。






「エスパーで分かったんでさァ。あ、あとあれだ、タイ〇テレ〇。」



「どこでそんな秘密道具出したァァァァ!?」








と、血眼でつっこむ土方。総悟は当然のようなドヤ顔。




見てるこっちがつっこみたくなる。←共感。








「…あれ。」







2人の視界に私が入っていない。ずっと2人で仲良くやっている。←はぁ?by土方







…逃げられる。









逃げる、そう決めた瞬間私はこの部屋から飛び出し屯所の門へと向かう。






門兵が立っていたがお構い無しに突き飛ばす。そして無我夢中に飛び出した。









タッタッタッダッ



ドンッ






走っている途中に誰かとぶつかった。






「…ったく、誰だよコノヤロー…」





「…」








よく見るとそいつは、髪がやばかった。

*天パ*【番外編】→←*マヨラー*【番外編】



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茅すみ(プロフ) - カルマloveこうたLOVEさん» ありがとうございまずぅぅぅぅ!! (2017年9月17日 0時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
カルマloveこうたLOVE - とっても面白いです!!(●´ω`●) (2017年9月16日 20時) (レス) id: 9710838898 (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - よしなさん» ありがとうございます!頑張って更新頑張ります! (2017年8月24日 18時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい! (2017年8月22日 11時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
茅すみ(プロフ) - 桜風 結衣さん» 頑張ってくださいw地上に帰れても戻ってきた地獄の紙でまた地獄行きかもしれませんがw (2017年3月11日 4時) (レス) id: 53e4bbf2a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茅すみ | 作成日時:2017年1月9日 21時

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