神楽学園高校の煩い日常。 (ページ4)

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隣人ページ4

松室side

竹「おはよう。俺が2ーAの担任の竹本です。」

俺のクラスの担任は今年入って来た新任の先生。

「先生！自己紹介してー！」

斜め後ろに座る小柄な男子が叫ぶ。元気だな、美波と仲良くなりそう。

竹「結婚してて子供はおらん。好きな教科は数学。その他は…興味ねぇだろお前ら。」

うわ、結構投げやりだな。大丈夫かこの先生。

「えぇー！？もっと教えてよせんせー！！」

「ちょ、龍河！煩いって、座れ！！」

俺の隣に座る女子が龍河？君を座らせる。
この二人…何か近しいものを感じるぞ←

先生がある程度喋ったあと、生徒同士の自己紹介が始まった。

「え、えと、一ノ瀬美琴です。よろしくお願いします」

「増田龍河です！よろしくー！！」

田「田井美波でーす！よろしくです！！」

松「松室健です。一年間よろしくお願いします。」

自己紹介が終わった後も、増田君と一ノ瀬さんは賑やかに喋ってる。

美波は美波で別の子と喋ってるしな…

松「ねぇ、増田君と一ノ瀬さんって幼馴染だったりする？」

一「分かるの！？」

松「見てたら大体ね」

俺と美波に似てるからかな。

一「えぇ、一目で龍河と幼馴染って分かるとかキツいな」

増「何故！！酷い！！！あと龍河でいいよ！こいつも美琴でいいし！」

一「おいこら何勝手に言ってんの。まぁいいけど」

松「よろしく龍河、美琴。俺のことは適当に呼んで！幼馴染の美波はまっちゃんって呼んでる」

増「じゃあまっちゃんで！」

田「何々！？私も混ぜて！」

今年はさらに賑やかになりそうだ。