クラス替え ページ2
南平said
今日は、年に一回のクラス替えの日。
一年のときは地獄のようなメンツだったからな。
吉「南平!クラスどうだった!?俺A組!!」
南「あ、俺もA組だ。」
三「まじ!?俺も俺も!」
こいつらは中学からの友人、吉田と三木。
吉田はなんでも平均的。他校にいる彼女から名字まで、なんでも普通な奴。言ったら怒るけど。普通に。
三木は勉強も運動もたいして出来ないけど、まぁ根はいいやつ。多分。
三「あのさ、南平クン?先程から俺の足を踏んでいるのですが?」
南「よし、とりあえずクラス行くぞ。うるさくすんなよ。」
吉「お前朝うるさいの嫌いだもんなー」
三「二人して無視か…」
聞こえない聞こえない←
「ねぇねぇ!!!見て!!!!」
「痛い痛い叩きすぎだから。落ち着け。」
「うおおおおおお同じクラスだああああああ」
「うわ、まじだ。」
どいつもこいつも煩い。朝は落ち着いて寝させてくれ。
ドンッ
吉「あ、すみません」
「……いえ、こちらこそ。」
南「どうした?」
吉「人とぶつかっただけだよ。ほら、あの人。」
吉田が指差したのは一年のとき、成績優秀で有名だった山口麗花。
成績は毎回、山口が1位、俺が2位。
あいつは、何組だったんだろ。
今年は絶対勝ってやる。
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名:蜜柑 柚葉 | 作成日時:2017年8月26日 21時