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第14話 ページ14

作者のおわび
第13話の終わり方が変になってしまいました。
ごめんなさい。
長々と失礼なので、続きをどうぞ


二人はまだ、言い合っていたのでAがお金を要求したとは気づかず財布ごと渡した。

「あの、これ‥」

Aが呼んでも気にも止めていない。

どれだけ、夢中になっているのだろう。

(ま、いいかな)
「それじゃあ、お金かりま〜す」

「うはぁぁぁぁ〜っ(きらきらきらっ

Aは目の前の光景に目をきらきらさせていた

「なんだろぉ〜、これ‥」

そう言いAは奥に入っていった。

その頃、土方と沖田は

カチャッ

「土方さん、これで、オサラバでさぁ‥」

沖田が構えた。

「いや、総悟がオサラバじゃないのか」

土方も構えた。

野次馬も二人を囲むように輪が出来上がり、中には、携帯で動画や写真を撮る者も出た。

そして、

「「いざ、じんじょうに勝負っ!!」」

沖田と土方の勝負の火蓋が切って落とされた。

が、

「あれ、Aは?」

「あぁ?そこら辺に居るんじゃ‥」

二人が辺りを見回しAを探したがみつから
無かった。

「土方さん、こんな所で遊んでる場合じゃないですねぃ」

「‥とにかく俺は来た道を見てくる」

「A‥どこに居るんでさぁ…」

土方は来た道をたどり、沖田はその周辺を
探した。

その頃Aは、

ウィーン

「はぁぁ楽しかったぁ〜」

ゲーセンから出てきた所だった。

その手には巨大クマが抱えられていた。

「あれ?二人は?」

Aは二人が居ないのに気付いた。



「もぉ、せっかく沖田君と土方さんの戦いが
見れると思ったのに〜」

「まぁまぁ、落ち着きなって」

「見れなくなったのも全部A?って人のせいだよね〜」

「う〜ん、まぁ、見れなくなったのは残念かな

「とにかくっ、沖田君と土方さんを追いにいくよ」

「えっ、何で?」

「自分で考えてよ」

「えぇぇぇぇっ!?ムチャブリでしょ!それっ!

「ほら、行くよ」

「えっ、待って」

ドンッ

誰かにぶつかった。

「イタッ!あっ、ゴメンね…へっ‥」

「あっ、こちらこそすみません。けがとか無いですか?」

「あ‥あっ…」

「あの、大丈夫ですか?」

「クマが喋ってる‥」

「えっ?」

「クっクマがぁぁ‥」

クマとはAの持っていた巨大クマだ。大きすぎてAが見えなくなってしまったのだ。

「クマってこれの事?」

ヒョイ

そう言いAは巨大クマをどかした。

「‥人間が喋ってた…」

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作者名:空色 | 作成日時:2013年7月21日 15時

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