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『こんにちは、今日もお宝を盗みに来たよ』
この台詞に聞き覚えがある人が多数だろう。
と言っても何年か前の話なので｢誰だ｣となっている人も少なくはないだろう。
｢名前言わんかい｣とシャオちゃんにつっこまれるが、苦笑い。
多分今頃、生放送のコメント欄は凄い事になっているだろう。
sya｢あ、ども。我々だのシャオロンです｣
そうシャオちゃんが軽く自己紹介すると、遠くから黄色い声が。
声の方向を見ると、多くの若い女性達がこちらを見ていた。
そういえば女性ファン多かったなぁ…という事を片隅で思い出す。
sya｢はよ自己紹介せんかい｣
『いて』
ボーッとしていると、シャオちゃんに軽く小突かれる。
そして前を向き、しっかりとマイクをセットし直す。
『こんばんは、数年ぶりに登場。ども、怪盗forestでーす』
"怪盗forest"
その単語を発する事で新たなざわめきを発する。
それだけ私の存在は大きかったのだろう
しかし、"まだ信じられてない"という声がチラホラ聞こえる。
『あー、こんな格好だし、信じきれてないって人がほとんどだと思うんですけど………ん"ん"ｯ！あー、あー、どうです？"これ"、初登場時と同じ声色なんですけど…。比べてもらったら分かると思いますよ』
これ以上説明もめんどくさいので、これから起こるざわめきは無視する事を決めた。
でも、大半の人が信じてくれているだろう。
『あ、あと。この格好の通り、私、"女"なんで。男だと思ってた人ごめんなさい』
…今、コメント欄がもの凄い事になってる事が想像できる。
目の前の人達は反応してくれない。悲しい
『シャオちゃん、なんか警察の人達反応くれなくて萎えたから帰るわ。じゃね』
sya｢あ"ー待て待て。おい！もっとオーバーリアクションせんと帰ってまうで！！｣
『まぁ冗談なんですけど』
sya｢冗談なんかいw｣
二人でコントのようなやりとりをする。
そして、いざ本題に入ろうとする。
sya｢って事でforestちゃんと俺でやっていくんですけど｣
『ねーシャオちゃん』
sya｢なんや｣
『あの、皆さん、シャオちゃんはいい子なんです…。だからコメントで｢不人気｣と打つのは止めてあげて下さい…』
sya｢うん、確かにそうなんやけど。俺今、forestちゃんがガッツリ｢不人気｣ってコメントしてたの見えてしまった｣
『はい、本題戻りましょ』
sya｢スルーせんといてや！｣
最初のお喋りも終わり、やっと本題に入る。
さぁ、ここからが本番だ。
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タケノコ(プロフ) - 黒猫さん» 御観覧感謝致します＿。面白いと言って貰えてとても嬉しいです。こちらはサブになるので更新頻度は遅めですが、気ままに更新を待って頂けると嬉しい限りです。こんな駄作ですが応援の方よろしくお願いします＿、 (2020年4月21日 8時) (
レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - めっちゃ面白かったです！次回も待ってます!!!!!!! (2020年4月15日 18時) (レス) id: d73bce5c52 (このIDを非表示/違反報告)
アテネ - 私もです！ いつも読むたびにとてもワクワクします！楽しみに待ってます！ (2020年4月13日 18時) (レス) id: 412ba03a50 (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - しゃちさん» 御観覧感謝致します＿。もっとカッコよさを引き出せるよう精進して参りたいと思います。どうか、最後までお付き合いして下さると嬉しいです＿、 (2020年4月10日 22時) (レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - アテネさん» 御観覧感謝致します＿。自分で言うのもあれですが、読み直すときゅんきゅん来てます。少しずつの更新ですが、これからも見てくれると嬉しい限りです＿、 (2020年4月10日 22時) (レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年4月8日 6時
