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威勢の良い爆発音と銃声を合図に私達は移動する。
sya｢ついに始まるんやな〜…｣
zm｢くぅ〜、この感覚久しぶりや｣
私達が隠密行動を図っている内にもインカムの音声はより一層うるささを増す。
gr〈今すぐシッマはひとらん達に、ショッピくんは大先生のとこ合流だゾ！〉
kn〈大先生大先生ぇ〜！！思ったよりこっちに人来とる！はよ撃てやぁ！！〉
ut〈そんなの分かっとります、よｯ！〉
shp〈お〜大先生ナイスゥ〉
さっきの銃声と爆発音は言ってしまえば囮だ。
警察側としては、非常事態は放っておく事が出来ないのでそちらに人員が向く。
よって他の警備が僅かだが手薄になる。
その機会を狙ってお宝を盗んでしまおうという至ってシンプルな方法だ。
現に、その作戦は成功であり、宝石の近くの警備員が3,4人減っている。
gr〈裏仕事の2人準備はいいか？！〉
ci〈万全です！〉
em〈どんと来いですよ！！〉
gr〈行くゾ！！電源Offｯｯ！！！〉
グルさんがそう指示すると、パッと室内の電気が全て消える。
警備員がいきなりの事で混乱を招いている中、私達はそっと宝石の近くへと移動する。
しかし、私はいざ宝石を見て疑問に思う。
『……何、この窪み』
見ると、宝石のケースの前に小さな窪みがある。
まるで、何かを填めるような。
sya｢こんな仕組み会議には出て来なかったで…？｣
『多分、別の宝石か何かを入れるとケースが開くんだと思う』
sya｢そりゃそうなんやけど…。一体なんや…？｣
私達がうんぬん悩んでいると、横にある人が現れた。
と言っても、その人は見覚えのある人だった。
os｢あ"〜…間に合っためう｣
『マンちゃん』
そう言って渡されたのはケースの中の宝石よりも少し小さめの宝石。
だが、とても綺麗で高価な物という事が分かる。
os｢それその窪みに填めないと開かないんやって。よう作ったよな、持ち主も｣
sya｢え、そんな大事な物持ち主が持ってるはずなのに、どうやって持ってきたん？｣
os｢持ち主にこっそり近づいて取って来たけどバレなかっためう｣
sya｢うわガバガバやなww｣
そう会話している内に私はさっさと宝石を窪みに填める。
すると、カチッと開く音がした。
即座にケースを開けるとそこには正真正銘のルビーダイアモンドが。
私はそれを大事にハンカチに包む。
ここに何百万という品物があると思うとやっぱり心臓がバクバクする。
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タケノコ(プロフ) - 黒猫さん» 御観覧感謝致します＿。面白いと言って貰えてとても嬉しいです。こちらはサブになるので更新頻度は遅めですが、気ままに更新を待って頂けると嬉しい限りです。こんな駄作ですが応援の方よろしくお願いします＿、 (2020年4月21日 8時) (
レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - めっちゃ面白かったです！次回も待ってます!!!!!!! (2020年4月15日 18時) (レス) id: d73bce5c52 (このIDを非表示/違反報告)
アテネ - 私もです！ いつも読むたびにとてもワクワクします！楽しみに待ってます！ (2020年4月13日 18時) (レス) id: 412ba03a50 (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - しゃちさん» 御観覧感謝致します＿。もっとカッコよさを引き出せるよう精進して参りたいと思います。どうか、最後までお付き合いして下さると嬉しいです＿、 (2020年4月10日 22時) (レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - アテネさん» 御観覧感謝致します＿。自分で言うのもあれですが、読み直すときゅんきゅん来てます。少しずつの更新ですが、これからも見てくれると嬉しい限りです＿、 (2020年4月10日 22時) (レス) id: de44396e3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年4月8日 6時
