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スマホがなったのはロボロからのラインが理由だった。
ロボロ:3階の空き教室来てや。待ってる。
スマホを見ていると、鬱兄が覗いてきた。
いちいち距離が近い。
ut｢誰からなん…ってロボロやん。コイツ、ませたライン送りやがって…。童◯のくせによぉ｣
『あはは…。って事で鬱兄。時間だし行って来るね』
ut｢うん、何かあったら｢カッコいい鬱お兄ちゃん助けて｣って言うんやで｣
『言いません！！行ってきます！！』
鬱兄にバイバイしてから数分。
私は空き教室についた。
今は4時ということもあり、夕日がいい感じに教室とマッチする。
rb｢…お疲れさん｣
『……うん』
そう言って窓際で外を眺めていたロボロに近づく。
今は天の紙も外しており、くりっとしたピンクの瞳が見える。
こうみるとイケメンだなぁ
rb｢はい、りんごかブドウどっちか選んでや｣
『じゃありんご…』
rb｢はいよ｣
『…ありがと』
そう言って差し出された果汁100%のりんごジュース。
口に一口含むと甘いりんごの味が広がる。
『はああああああ…生き返る』
rb｢…お前はそれでも女子か｣
『そうやってデリカシーない事言うから童○じゃないんですかねー』
rb｢童○言うな｣
『いて』
ロボロに頭を軽く叩かれる。
これがいつも通りの私達の会話。
しかしロボロの目はどこか寂しそうだった。
『あ、そういえば服装。変えてないんだねー…気に入ったの？』
今気がついたが、ロボロはコスプレ喫茶の執事姿のままだ。
めがねは外しているが。
rb｢…なんか、こうやってそのまんまの服装でお疲れ会やるの¨青春¨やない？｣
『たしかに』
rb｢どーせ、Aは誰かしらにそのままって言われたんやろ？｣
『あはは…』
rb｢大丈夫やった？何もされてへんか？｣
『特には…。とりあえず頭撫でられ過ぎてはげそう』
rb｢じゃあ俺も撫でとく｣
『届くの？w』
rb｢Aよりは身長高いわぼけぇ。なめてんちゃうぞ｣
『はいはい』
優しくロボロの手が私の頭を撫でる。
ふと気づいたが、撫で方って人によって全然違うんだなぁ…。
一通り撫で終わったのか、ロボロはゆっくりと撫でている手を離した。
でも、その手は微かに震えていた。
違和感を感じ、ロボロを恐る恐る見ると、
rb｢……………っ、｣
泣いていた。
桃色の瞳から涙が出ている。
『…ど、どうしたの、ロボロ』
rb｢なぁA｣
rb｢俺達は…、兄弟だよな？｣
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綿菓子美味しい - 個人的にpkさんとくっついてほしかったのでありがとうございます((( (2021年10月15日 23時) (
レス) @page37 id: f3ac384fdb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - peさんカッコ良すぎです…！これからも身体に気を付けて更新頑張ってください！ (2021年9月15日 22時) (レス) id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
メイ - 更新頑張ってください！ (2021年9月9日 11時) (レス) id: f18789e4dc (このIDを非表示/違反報告)
miki0929karen16(プロフ) - 続きが気になるぅ！ (2021年4月1日 2時) (レス) id: a60bee3ecb (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - いつも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年3月23日 9時
