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ぴ｢丁度お預かりしまーす！はい、これ銃と玉！！頑張ってね！！｣
『はいｯ！！』
よく射的屋さんで見る銃と玉。
どっからこういうの借りて来たんだろう。
机に肘を付けて、よーく狙う。
こういうのは私は全く当たらない。
せめて1個は取りたい…！と引き金を引こうと思ったら、隣でパンｯと音が聞こえ、景品が落ちるのが見えた。
ut｢よっしゃ当たった｣
『すごい…！！』
ut｢やろ？？Aも取って欲しいのあったら言ってな｣
『え、じゃああの小さいぬいぐるみ…！』
ut｢大きいのじゃなくてええの？｣
『小さいのがいいの！』
ut｢おっけ分かった｣
そう言った鬱兄は目付きを変え、あっという間にぬいぐるみを打ち落としてしまった。
というか1番最初に落としたのが1番高価なものらしく、店員さんが嘆いていた。
…なんか、ごめんなさい
人が気持ちよく打ち落としているのを見ると、何だか自分もカッコよく打ち落としてみたくなってきた。
もう一度私は構え直した。
ut｢…A、もうちょっと前傾でええよ｣
『前傾……』
ut｢あー…、ちょっとごめんな｣
そう言って、鬱兄に後ろから手を握られた。
いわば、バックハグのような状態。
『…！』
ut｢もっと力抜いて。狙ってるのどれや？｣
『左から3個目の御菓子…』
ut｢キャラメルのヤツな…。ん、打ってええよ｣
『えい』
パンｯと音をたてて発泡すると、お目当てのキャラメルはカランと床に落ちた。
それと同時に鬱兄の体も私から離れていく。
『えっ…、すごいすごい！』
ut｢ようやったな｣
『鬱兄ありがと！！』
ut｢どういたしまして｣
料金分の玉を打ち終わったので、景品を貰いに行く。
鬱兄は両手に何個もの景品を持っていた。
それに比べて、私はさっきのキャラメルのみ。
鬱兄がいないと全く駄目だった。
ut｢はいこれ｣
そう言って差し出された小さいぬいぐるみ。
私は素直に受け取った。
『…ありがと』
ut｢それと…、これは俺からのプレゼント｣
そう言って差し出された小さい箱。
確かこれは鬱兄が1番最初に取っていたやつだ。
『…？なにこれ』
ut｢いいから。開けてみ｣
鬱兄に促されてその箱を開けると、入っていたのは青色の小さい宝石がついたネックレスだった。
だから店員さんが嘆いていたわけだ
『わぁ…』
ut｢…大事に使ってな｣
『うん！！』
そう言って優しく頭を撫でてくれた。
その時、スマホの通知が鳴った。
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綿菓子美味しい - 個人的にpkさんとくっついてほしかったのでありがとうございます((( (2021年10月15日 23時) (
レス) @page37 id: f3ac384fdb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - peさんカッコ良すぎです…！これからも身体に気を付けて更新頑張ってください！ (2021年9月15日 22時) (レス) id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
メイ - 更新頑張ってください！ (2021年9月9日 11時) (レス) id: f18789e4dc (このIDを非表示/違反報告)
miki0929karen16(プロフ) - 続きが気になるぅ！ (2021年4月1日 2時) (レス) id: a60bee3ecb (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - いつも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年3月23日 9時
