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ぺいんとくんに手を引かれ、ご飯を少し離れた所で済ませる。
私も兄達に抵抗した人を初めて見たので余韻が収まる気配がない。
『ごめんね、ぺいんとくん。お兄ちゃん、怖いのに』
ぺ｢ううん、大丈夫大丈夫｣
『声震えてるから全然説得力無いんですけど』
ぺ｢だってぇ…！あんな睨まれるとは思ってなかったんだもん！！｣
『分かる。ガチになった時の目怖いよね、分かる』
ぺ｢絶対俺もう危険分子扱いされたから。俺はきっとあの人達に消されるんだぁ…｣
『ぺいんとくん落ち着いて！！』
ぺいんとくんを一生懸命宥める。
それはそうだ。うちの兄達２人に１人で逆らったのだから。
きっと私ならビビって出来ないだろう。
その事を彼は勇気を振り絞ってやってくれた。
なんだか私も勇気付けられたような気がする。
しばらくすると、気持ちも落ち着いたのか、ぺいんとくんが話しかけて来た。
ぺ｢次、どこ行きたいとか希望とかあったりする？｣
『特には無いけど、今日の後夜祭には間に合うようにしたいな』
ぺ｢え、約束とか入ってるの？｣
『あ〜、去年後夜祭のダンスで兄達に追いかけられるっていう散々目になったから今年は隠れとこうと思って』
ぺ｢……なら、予定は無いって事？｣
『隠れるって予定はあるけど、まぁ、無いね』
その回答を聞いたぺいんとくんは何故か小さくガッツポーズをした。
てかガッツポーズ可愛いなおい
ぺ｢あ、俺的には、この後、"お化け屋敷"とか、どうですか｣
『…お化け屋敷、』
お化け屋敷。
文化祭の１日目にショッピ兄と行った出し物だ。
そして何故かショッピ兄に"他の奴と行くな"と言われた。
ぺいんとくんがキラキラとした目でこちらを見ている。
何よりぺいんとくんは兄からの一時的解放を成し遂げてくれた訳だし、断れない。
私は誘いに乗る事にした。
『あ、うん。いいよ、お化け屋敷』
ぺ｢やった、！クラスメイトが結構怖いって言ってたんだー｣
『え』
ぺ｢あ、もしかして怖いの苦手だった…？｣
『え、あ、ちょっと怖いけど大丈夫、！』
ぺ｢…無理しないでね？｣
そう言ってぺいんとくんに連れられて着いたお化け屋敷。
ショッピ兄と来た所ではなかった。
丁度空いていてそのまま中に入ろうとしたら、ある人に話しかけられた。
そう、あの悪魔に。
.
rb｢ここは今年１怖いとされているお化け屋敷…。本当に入りますか…？｣
zm｢ここに入った者は最後。出られなくなるという…！｣
kn｢てかやめとけ、お化け屋敷｣
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綿菓子美味しい - 個人的にpkさんとくっついてほしかったのでありがとうございます((( (2021年10月15日 23時) (
レス) @page37 id: f3ac384fdb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - peさんカッコ良すぎです…！これからも身体に気を付けて更新頑張ってください！ (2021年9月15日 22時) (レス) id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
メイ - 更新頑張ってください！ (2021年9月9日 11時) (レス) id: f18789e4dc (このIDを非表示/違反報告)
miki0929karen16(プロフ) - 続きが気になるぅ！ (2021年4月1日 2時) (レス) id: a60bee3ecb (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - いつも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年3月23日 9時
