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『鬱兄にショッピ兄。……何で来たの？』
いかにも｢迷惑ですよ｣と言っているような声色で2人に問う。
それに対し2人は平然とした顔で答えた。
ut｢何でって…、そりゃ昼飯買ったら兄さんとAがデートしてる所が見えたんやもん。そりゃ来るしか無いやろ｣
『見えたからって、』
ut｢それよりも、A｣
鬱兄はそう言いかけて私の肩を掴んだ。
名前を呼ばれた事に反応し、ゆっくりと顔を鬱兄の方へ。
ut｢…これはどういう状況か、お兄ちゃんに説明して貰ってええ？｣
あぁ、怖い。
全く目が笑っていない。
掴まれた肩が痛い。
shp｢…大先生、それ以上は駄目っすよ。Aが可哀想です｣
流石にショッピ兄がストップを入れてくれた。
鬱兄の手がゆっくり私から離れていく。
そして鬱兄は私の目を見て一言。
ut｢…ごめんな、A｣
『大丈夫…』
鬱兄の目はいつも私を見るような目で優しかった。
でも、何処かに黒さを残したような目でもあった。
少し恐怖を覚え、チラッと放っておかれているぺいんとくんを見る。
ぺいんとくんは随分と感情が顔に出るような性格なのだろう。
なんというか察したような顔をしていた。
ぺ｢ひ、久しぶりだね。大先生、ショッピくん｣
そうぎこちなく挨拶をした。
それに対し兄達は顔色を一切変える事なく挨拶を返す。
shp｢ども、｣
ut｢久しぶりですね、たしか2週間前ぐらいやっけ｣
他隈もなく進められる3人の会話。
それを何となく聞き流していると、いつの間にか2人が両脇に座っていた。
『…？！？！』
ut｢んえ？どうしたんや、｣
『…い、いや、何で２人が両脇に座ってるのかなーって』
shp｢何言ってるんですか、一緒に食べましょうよ、昼飯｣
『は、？』
ut｢いいですよね、ぺいんとさんも｣
鬱兄がこれでもかというほどに圧力をかける。
最後の望みにかけ、ぺいんとくんをじっと見つめる。
しかし、彼の口から出たのは、
ぺ｢ごめんなさい、俺はAちゃんと２人で食べたいです｣
イケメンの答えだった。
ショッピ兄と鬱兄は一瞬目を見開く。
今までこうやってきて断れない人はいなかったのだから。
ぺいんとくんは私の手をとり、｢失礼します、｣とその場を後にする。
そう、彼は兄達に唯一抵抗した人だった。
そんな私がこんな会話を聞く事なんて出来なかった。
ut｢あ、シッマ？多分そっち向かうわ。あー、うん。そ、よろしく｣
syp｢あ、あとぺいんとさん要注意人物っすわ｣
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綿菓子美味しい - 個人的にpkさんとくっついてほしかったのでありがとうございます((( (2021年10月15日 23時) (
レス) @page37 id: f3ac384fdb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - peさんカッコ良すぎです…！これからも身体に気を付けて更新頑張ってください！ (2021年9月15日 22時) (レス) id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
メイ - 更新頑張ってください！ (2021年9月9日 11時) (レス) id: f18789e4dc (このIDを非表示/違反報告)
miki0929karen16(プロフ) - 続きが気になるぅ！ (2021年4月1日 2時) (レス) id: a60bee3ecb (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - いつも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2020年3月23日 9時
