【名前変換オリジナル】お前の血・・・・吸わせろよ【吸血鬼】

13話 ページ14

榛原「ちょっ！？深海！？」

深海「名前で呼べって言っただろう」

榛原「そんなことはどうでもいいっ！さっきのほんとか！？」


ちなみに空き教室で話してる

人が来たら困るからな


深海「ああ」


顔に血が上るのがわかった


深海「だから・・・・」


ぎゅっと抱きしめられる


深海「・・くれるだろ？」

榛原「っ！？」


見上げた深海の眼は赤く、口は笑みの形をつくっていた


榛原「これから、授業、あんだろ・・・！」

深海「お前の成績なら大丈夫だろ？A」


深海を睨みつけている俺の顔を見て笑ったあと

首筋に牙を立てた


榛原「くっ・・・」


静かな教室に血を吸う音だけが響く


榛原「死ぬ・・・っ、から、ストップ・・」

深海「だめ。耐えろ」

榛原「〜っ！無理、だわアホ・・」


本当に限界がきたときに深海はやっと首から口を離した


深海「お疲れさん」


深海の手が頬に触れる

びっくりして肩が揺れた


深海「怖い事はしない」

榛原「・・・涼星、のこと、俺も好きだ、よ」


うまく息のできない口でそう伝えると

涼星は微笑んで


深海「そうか」


とだけ言って触れるだけのキスをした

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