たけみっちのお兄さん。【東リべ】

33、俺らと幕開け ページ33

You side



バタン。


玄関のドアが閉まる音がした。



ちなみに俺に寄りたいところなどない。



ただ後から登場した方が！！かっこいいじゃんかｯ！！！！！


俺は今回の抗争で！！！かっこいいとこ見せたいｯｯ！！！！



そういうこと考えてる時点でもうダサいんじゃ...？

とか考えてる奴！！そんなこといって俺から良いとこ取りしたいだけだろ！！！



フッフッフッ...ここでかっこよく登場して俺が一番目立つ！！


完璧な作戦だ！！



さて、そろそろ俺も抗争に......









............ここ、どこだ？

〜〜〜〜〜〜〜
タケミチside



全ｯｯ然来ないじゃんかアイツ！！！何してんだマジで！！！




千冬「？相棒、どうかしたのか？」

タケミチ「どーもこーも...マジ何やってんだアイツは...！！」

千冬「お、おう？大変そうだな」

タケミチ「もう始まるってのに...！！」





「準備はいいな？主役共の登場だぁあああ！！！」


「東京卍！！！芭流覇羅！！！」





タケミチ「！！ドラケンく...」




ドラケン「...俺らの条件はただ一つ。場地を返してもらう。


それだけだ。」


一虎「！！！...テメェ...ッ...上等じゃねぇかよ」




「！...おい、ここで争うのは...」

メリッ...



審判の男が倒れた。

それはまぎれもなく一虎君がやったことだった。




一虎「...ヌリぃなぁああ。


俺らは全員お前らをぶっ倒しに来てんだよｯ！！！！」



マイキ―「行くぞ！！東卍！！！」



「「「「うおおおおおおｯｯ！！！！」」」





タケミチ「(！！いきなり乱戦！？ヤベェ、場地君はどこだ！？)」



「うおおおおお！！」


タケミチ「つっ！！ってぇ！！」





一虎「死ねゴラァ！！！！マイキー！！！」



ブンッ...


だけど、マイキ―君に向かった拳はドラケン君に止められていた。




一虎「！」

ドラケン「テメェがマイキーに手ぇ出すなんざ、１００年早ぇんだよ」

一虎「っドラケン！！」


ドカッ！！



直後、ドラケン君に蹴りが入った。

しかしそれを入れたのは一虎君ではなく...



半間「ひひっ、お前の相手は俺だぁドラケン」

ドラケン「...上等だよ半間」

半間「マイキーはテメェに任せたぞ一虎ぁ」


一虎「ははっ...マイキ―！」

マイキ―「手加減しねぇぞ、一虎」




こうして、血のハロウィンは幕を開けた。

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