竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ48)

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四十六-ゞページ48

鉢「やばい…勘右衛門が兵助に俺たちのこと告げ口している！」

不「ここは逃げた方がよさそうだ…」

久「あ！」

『私も今のうちに……尾浜先輩！あとは頼みます！！』

久「Aまで……！！逃げることないじゃないかー！相談されて迷惑ならそう言えばいいのに…五年ろ組に相談した俺がバカだった…」

勘「そろ…そろ……」

久「やっぱり同じい組で学級委員長の…尾浜勘右衛門に相談するべきだった！…ん？」

勘「じゃあねー！お元気で！！」

久「あー！勘右衛門！次の学級委員長、絶対お前には投票しないからなー！！」

竹「おほー？兵助！」

久「え？五年ろ組竹谷八左ヱ門」

竹「お前の気持ち、よくわかる」

久「どうして俺の気持ち…八左ヱ門が知ってるんだ？」

竹「ふっ…なぜなら俺も、六年生のいない生物委員会を束ねるのに苦労しているから」

“竹「いいか？一回生き物を飼ったら最後まで見るのが人としての勤めだ！」”

久「八左ヱ門…」

竹「兵助」

久「俺たち、気が合うかもしれない」

竹「俺もそう思う！」

数秒、二人の間にほんわかした雰囲気が漂う。

久「、ぁ、止せよ。そんなに見つめられると照れる」

頬を桜色に染める兵助。お年頃ね。

竹「俺も…」

「「ん？…あはは！」」

久「八左ヱ門」

竹「ん？」

久「豆腐…好き？」

竹「んー…嫌いじゃないけど」

久「俺、豆腐料理が好きなんだ。」

竹「知ってるよ。忍術学園中で、豆腐小僧だって言ってるし」

久「忍術学園中でってことはないと思うけど…」

竹「あ、傷ついた？」

久「別に」

竹「みんなも悪気があって言ってるわけじゃないから」

久「そんなことはどうだっていいんだけど……最近、俺……

豆腐料理作るのに疑っちゃって！！」