竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ47)

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四十五-兵助の豆腐地獄ページ47

久「ん〜………ん゛〜………参った…参った……」

悩む久々知兵助、可愛いね。

勘「お？久々知兵助」

『先輩』

そこにうどんと美少女登場。

久「五年い組の学級委員長尾浜勘右衛門、三年
い組の深過A」

『どうしたんですか？』

勘「なにブツブツ言いながらうろちょろしてんの〜？」

久「実は…」

勘「知ってるよ」

久「え？」

勘「兵助の所属する火薬委員会は、六年生がいないから五年生の兵助がリーダーとなって全体をまとめなくちゃいけないんだろ？」

“久「って、なんで五年生の俺が火薬委員会を束ねなきゃいけないんだ……六年生のいる委員会が羨ましい…」”

勘「って参った参ったと言いながらうろちょろしてたわけだ」

久「さすが学級委員長」

五年も一緒にいるとやっぱり相手の考えていることがわかるんだね…萌。

『うどん先輩……』

勘「こらA。最近、兵助しょっちゅうぶつぶつ言ってるから〜」

『たしかに、委員会活動中もそのような発言が多々見られました』

久「嘘！？」

「『ほんと〜』」

久「六年生のいない火薬委員会を束ねるのって、結構大変なんだ〜…」

勘「それはわかるけど」

久「はぁ…A！俺の次に所属期間が長い生徒として、話を聞いてくれないか！」

後輩に相談を試みる久々知兵助十四歳。

『え、でも私下級生だし…それなら尾浜先輩にどうぞ』

悩む素振りも見せずバッサリと切り捨てる美少女。深過A十二歳。

久「そうだね…勘右衛門！学級委員長なら相談に乗ってよ！」

勘「でも、毎日毎日相談されてもな〜」

相談に乗ってやれ学級委員長尾浜勘右衛門。

久「毎日毎日はしないよ！」

勘「してるだろう〜。五年ろ組の不破雷蔵と鉢屋三郎が言ってたぞ」

久「え？」

勘「くりくり」