竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ39)

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三十七-ゞページ39

『紅白玉入れの選手を発表しまーす！！！』

「「ダァッ」」

潮「クラス対抗紅白玉入れぇ？」

七「えー」

留「なんでそんなのが！運動会の花なんだぁぁ！！！！」

『んまぁそんなことは置いといて』

「「置いとくな！！！！！」」

『赤組！！い組＆ろ組！！』  

潮「よっしゃぁっ！！｣  

『鉢屋選手、尾浜選手も赤組に選ばれてます！』  

鉢「ええっ！？｣  

勘｢俺たち審判なのに！？｣  

『保健委員会の川西選手、鶴町選手も赤組です！
白組！！は組＆ゲスト忍者組！！』  

留｢勝負だぁっ！｣

高「では、｣

  『ゲスト忍者組ではタソガレドキ忍軍の高坂陣内左衛門さん、チャミダレくノ一の夏さんが参加します！』

き「俺もだ！行ってくる！！」

「「頑張って〜！」」

『伊作先輩〜！』

善「出番あったんだ！！」

土「バランスが取れているのは赤組ですが…｣  

山「白組はゲスト忍者二人で、赤組全員に匹敵する｣

  土「しかし、ゲスト忍者の二人は何方もタカ丸に恨みを持ってます｣   

留｢白組ファイトー！｣  

タ「おーっ！｣  

夏｢(忘れはしない…斉藤タカ丸…あの時はよくも変な髪型に変えてくれたわね…)｣  

高「(斉藤タカ丸…奴がうちの殿の髪型をヘンテコにしなければ、カワタレドキ城との会談は無事終わっていたのだ…)｣

『尚！審判は体育委員会が手伝ってくれます！』

『紅白の玉がグラウンドに撒かれます！』  

七「ばら撒きどんどーん！…あれ｣  

皆「あいたたたたっ…ん？｣

  七「何してる金吾｣  

皆「七松先輩！この玉見てください！｣

  七「これは天狗櫟の法に用いる玉じゃないか！｣  

七「他にもこんなのがあったぞ！鳥の子だ！こりゃ危険な物が混じってるなぁ｣

皆「どうしましょう？｣  

七「てなわけで競技開始！｣

  皆「競技開始する方向ですかぁっ！？なにがてなわけでなのかわけわか」

『あら…鳥の子もばら撒いちゃった……』

『紅白玉入れ、スタート！！赤組、白組、一斉に玉を籠の中に投げ込みます！！』

 『赤組の陣で何か破裂する音が聞こえました！そして怪しい赤い煙幕のようなものが赤組を襲います！』  

勘｢な、なんだ！？｣  

鉢「こ、これは催涙弾だ…っ｣

『どうやら催涙弾が玉の中に紛れ込んでいた模様！強烈な薬品にやられ、選手たちの顔が涙と鼻水で崩れています！』  

潮「怯むな！！白組は着々と玉を入れて…｣  