検索窓
今日:38 hit、昨日:60 hit、合計:10,869 hit

三十五-ゞ ページ37

善「やっと出番だ」



立「文次郎のやつ、してやられたな」



善「これで僕ら保健委員会の仕事が楽になるのさ!」



立「上手くいけば……だがな」



善「え?どういうこと?」



立「見てれば分かるさ」




『では各選手、位置について!よーい……』

大きな大砲の音が鳴り響く



『今スタートしました!』

『あ、今思いましたが、これは包帯巻き機を買う言い訳になる以外にも、上手くいけばこの競技で包帯がいくつか巻き上がります!
この競技は保健委員会が得するということだ!!』



善「そうなんだよ!よく気付いてくれた!」



立「お前も悪知恵が働くようになったか。いや、それにしてもこの競技……」



『かなり地味な競技となっております…さ、さあ!勝利の女神は誰に微笑むのか!?
お?七松選手、一歩リードしています!綺麗に巻こうとせず、細かいことは気にしないその性格が味方したのでしょうか!?』

『いや…しかしなんだか嫌な予感…!』



七「あー!イライラする!どん!どん!どん!どん!」



『や、やはりこうなりました(汗)細かい作業に向かない七松選手、包帯巻き機を破壊!失格!』



善「ああーっ!!高いのにぃっ!!」



立「ほら始まった」



潮「うぉぉぁぁあっ!!」



『し、潮江選手!物凄いスピードで巻いています!!しかしそのスピードに耐えきれず、包帯巻き機から炎が!!失格!』

留「ははっ!!ばーか!おぉわぁだぁっ!?」



『人のことは言えませんっ!食満選手の包帯も炎上!失格!まさか初っ端から六年生が三人も脱落するとは思いませんでした!これは下級生たちが有利になってきます!!』

久「あ、あのさぁ、孫兵其れ…」



伊「なんですか?久々知先輩……あ゛あっ!?ジュンコぉぉ!!!」



『わ、ちょ!!何処行くの!?孫兵選手、ジュンコを巻き込んだ挙句、途中棄権により失格!』



久「あっはは……どぉぅわぁっ!?!?」


『ああ!?久々知選手いつの間にかカメムシを巻き込み涙の失格!!何処から涌いたのでしょう!犯人は大体検討が着きますが…』



久「孫兵!カメムシを持ち込んだのはお前かぁ!?」



伊「ジュンコ…ごめんよ……♡」



久「いや…もういい…」

『早くも五人の選手が失格となり、残るは四人となりました!ん、なんだか嫌な音が聞こえました!あ、霜鬼選手!七松選手に続き包帯巻き機を破壊!失格!』



三十六-ゞ→←三十四-ゞ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 竹谷八左ヱ門 , 立花仙蔵   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まき(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (1月17日 2時) (レス) @page27 id: 322e06aa2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レスィ | 作成日時:2024年1月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。