三十二-ゞ ページ34
中「恐らくもっぱんにある物質を混ぜた“ふようの扇”だ。敵を窒息させてしまう」
『ええっ!?ち、窒息って……!それじゃあ風鬼さん危ないんじゃ…!?』
善「大変だ!!数馬!!」
三「は、はい!!」
乱「ええっ!?伏木蔵!大変だ!風鬼を助けに行かなきゃ!」
鶴「うん!じゃあ、失礼します」
雑「待ちたまえ」
「「え?」」
雑「奴は茶乱網武の命を狙ったのだぞ。それでも行くのかい?」
乱「んー…………だって私たちは!」
「「保健委員ですから!」」
善「乱太郎!伏木蔵!」
「「伊作先輩!」」
雑「はぁ…相変わらず保健委員さんたちは忍者に向いてないね」
高「救助する者も危険では?」
雑「大丈夫さ。あれはふようの扇などではない。見ろ」
ふぶ鬼(?)「あはっあはっあはっはっあはは(泣)」
三「笑っ…てる?」
善「どうやら毒薬ではなく笑い薬だったようだな(汗)」
乱「どうします?」
善「取り敢えず水で洗い流して…」
『ハプニングがありましたが、命に関わりが無いということで、続行中の競技に戻りましょう!』
高「実況はあの忍たま三年の娘ですよね?切り替えが早い」
雑「ああ。本当、面白い娘だ」
『山村選手が選んだのは瓦です!!構えて投げ…わわわ!滑って転び、何処に持っていたのでしょうか!ナメクジさんの壺が代わりに違う方向へ飛んでいきます!!』
ふぶ鬼(?)「あ、あ、あっは、あっはっはっ!!!あはは!!!」
善「ちょっとぉ、患者さんは静かにしてください」
『ぃ、伊作先輩っ!!!』
善「んぇ?…あ゛ーっ!!!!!!!」
「「伊作先輩!!!」」
『あぁ…壺は軌道を外れず真っ直ぐに飛び、風鬼さんの応急処置をしていた伊作くんの頭に直撃しました…心配です…』
勘「A」
『ん、ありがとうございます。おさらい含めて結果発表です!』
『久々知兵助選手、銚子を的ではなく文次郎くんに当てたので失格。
能勢久作選手、学園長先生フィギュアをぶち投げたので失格。
ふぶ鬼(?)選手、乱定剣を投げなければならないのに毒剣を投げたので失格。
山村喜三太選手、乱定剣を投げ損ねペットのナメクジさんの壺を不運な保健委員長にぶつけて失格』
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まき(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (1月17日 2時) (レス) @page27 id: 322e06aa2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レスィ | 作成日時:2024年1月5日 18時