竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ33)

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三十一-ゞページ33

能｢たぁぁぁっ！！！｣  

『能勢選手の投げた学園長先生フィギュアも…大きく跳ね返り、宙に飛び上がります！！』

  乱｢あ！危ない！｣

  『揉めている最中の犬猿の頭上へ…！！危ないっ！！』

「「なんでそう次から次へと跳ね返るんだぁぁっ！！！」」

留｢っし…たぁぁっ！！！｣  

『思わず食満先輩がケマトメレシーブ！！』  

潮「ギンギーンっ！！！｣

『潮江先輩がギンギントス！！ここまできたらあれしか無い！！何処から現れたのか、七松先輩が…！！』  

七「いけどーーんっスパぁイクっ！！！！｣

『強烈ないけどんスパイクをドクタケ来賓先に打ち込みましたぁぁっ！！！大きな砂煙が上がり…ん？学園長先生フィギュアが破裂し、中から何か出てきました！』

『何でしょうか？学園長先生の小さな人形に見えますが…』   

善「ってて…数馬、大丈夫か？｣  

三「先輩、ドクタケの陣がめちゃくちゃです…｣  

善「何故こうもドクタケの方ばかり物が飛んで来るんだろう」

三「先輩、それ本気で言ってます…？」

善「へ、」

『さぁ続いてはゲスト忍者チーム、ドクたまのふぶ鬼(？)選手…！！』

ふぶ鬼(？)｢なんか、うちの殿の席が大変な事になってるようだが丁度いい…このどさくさに紛れて毒剣を！投げ損なったフリして茶乱網武目掛けてぇっ！！｣

  『ふぶ鬼(？)選手！ついに投げましたっ！！』  

くノ一｢ふっ…！はぁっ！！｣

  ふぶ鬼(？)｢ん？」

ふぶ鬼｢父ちゃん…！！｣   

『あ、あれこそが車がえしの術！！！ 瞬間的に殿様の前に立ち塞がった護衛のくノ一により車がえし！！予想外の展開に口を開けたふぶ鬼(？)くんの顔面に戻ってきました！！』

『な、なにが起きているのでしょうか…私にもよくわかりません……あ！ふぶ鬼(？)選手が！』

ふぶ鬼(？)｢あぐ……あが…が…っ｣  

『か、顔から出るもの全部出てる……あ、失礼。とても苦しそうな様子ですが、あれは一体何だったのでしょうか？小松田さんの説明が入ります』  

小「えぇとぉ、もっぱんん、とはいわゆる、さいるいだんでぇ…ぇっと｣ 

鉢「唐辛子、胡椒、山椒、砒素、煤、石灰等を混ぜ、火薬と共に竹筒に詰め導火線に点火して敵中に投げ込む｣

  小「というものです｣  

『えーもっぱんを経験したことがないのでなんだか分かりませんが、あんな顔になるのは分かりますね…』  