二十八-ゞ ページ30
『これより!大運動会第三部を開催いたしまーすっ!!』
喜三「ねぇねぇ聞いた?手裏剣打ち競技三位までの入賞者には、チャミダレアミタケ城から賞品が出るんだって!」
き「賞品っ!?あっひゃ!あっひゃ!あっひゃ!」
小「残念ながら手裏剣打ち競技の出席者は既にクジ引きで決まっておりま〜す!」
き「ぐへぇっ」
貝原「手裏剣を投げる競技なわけ?」
鉢「手裏剣は投げるとは言わない。打つと言うんです」
『最初の競技は、学年対抗手裏剣打ちです!!出場者を発表します!!!
六年!立花仙蔵様!
五年!久々知兵助先輩!
四年!斉藤タカ丸先輩!
三年!浦風藤内くん!
二年!能勢久作くん!
一年!山村喜三太くん!
そして!ゲスト忍者の選手は〜!ドクたまのふぶ鬼くん!』
ふぶ鬼「え、え???」
竹高「な、なんと!ドクたまふぶ鬼が手裏剣打ちの選手!?」
八宝斎「んぐぐ…これではひっそりこっそりうっかりしっかりちゃっかり奴めを暗殺することができない…」
竹高「どうする八宝斎」
八宝斎「ではこうしましょう。ここは変姿の術で」
『さぁ!各選手スタートラインに並びました!此処からスタートして走りながら、コース上にある的に手裏剣を打ち、当たった点数を競います!』
喜三「ふぶ鬼、何処行っちゃったんだろう…はにゃ?」
ふぶ鬼(?)「ふぶ鬼で〜す!!」
「「えぇえぇぇぇええっ!?!?」」
き「なぁにあれっ!?あのふぶ鬼、ドクタケ忍者の風鬼の変装じゃん!!」
乱「風鬼とふぶ鬼親子は似ているけれども、これは無理がある(汗)」
一年でも見破れる変装…
『こ、これは……(汗)』
彦「あんなのアリですか?」
勘「うぅん…あれをドクタケがふぶ鬼だと言い張るなら仕方ないねぇ…」
ふぶ鬼(?)「ふっふっふっ…このままふぶ鬼に化け、競技に参加し、レースの途中でこの懐に隠し持った毒剣で奴を…」
『ここで毒剣について説明します!毒剣とは攻め手裏剣に属する別名“必殺不生の剣”とも言います。どうしても倒さなければならない敵、しかも手に負えない程の強敵に用いる武器です。以上、説明は三年い組深過Aでした!』
潮「ドクタケの奴ら…何か企んでるな」
留「ああ。誰の暗殺なんだか…」
『なんか反応薄くないですか…あれが当たったら死んじゃうかもしれないんですよね?』
潮「平気さ。所詮ドクタケ忍者」
留「あいつらの野望なんてすぐ消えるさ」
『それもそうですね…てか七松先輩が今にもコースに飛び出しそうです』
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まき(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (1月17日 2時) (レス) @page27 id: 322e06aa2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レスィ | 作成日時:2024年1月5日 18時