竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ19)

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十七-ゞページ19

ユ「A先輩いますか？」

『ん、ユキちゃんトモミちゃんおシゲちゃん？どうしたの？』

ト「実は実況役を任されてるんですけど…」

シ「私たち自信がなくて…」

ユ「A先輩にお願いしたいんです…」

『私に？いいけど…』

ユ「ありがとうございます！先輩の美しい声ひとつも聞き逃しません！！！」

『う、うん…ありがとう…』

そんなこんなで大運動会が始まりました

山「選手入場。及び、そのまま入場行進。運動場を三周｣

学「灯りを消せ｣

山「え？｣

厚「学園長先生、真っ暗闇の中でどう行進しろと仰るんですか？｣

学「厚着先生、忍者ならちゃんと対応できる筈じゃ。それに、月明かりは無いが星明かりならある。灯りを消せ｣

竹「確かに暗闇に目が慣れているし、よく知っているグラウンドだから、行進に何も問題は無いと言えば無いのだが…｣

久「何かおかしい…｣

立「おかしい…｣

潮「おう。行進している人数が、学園の生徒より明らかに…｣

小｢多い｣

し「ねぇねぇ、あのさぁ…｣

乱｢どうしたのしんベヱ｣

し「僕たち一年は組が行進の一番後ろだよね？ほんでもって僕がは組の最後だよね？｣

乱｢そうだよ？｣

しん｢だけど、僕のすぐ後ろを誰かが歩いてくるぅぅ…！｣

乱｢え？｣

き「俺たちが一周遅れて、先頭の六年生が俺たちに追いついたんじゃないの？｣

乱｢いや、それにしては影が小さい｣

｢小さい？いや？君たちと同じくらいの…｣

「「僕/私たちで〜す！」」

「「ああ！？ドクたま！？」」

団｢ああっ！そういえば大運動会の抽選会で、ゲスト忍者っていう枠があったよ！！もしかして…！｣

き「おいっ！それどころじゃないぞ！見ろよ！あそこ！！来賓席っ！！｣

潮「何故忍術学園の運動会に敵対しているドクタケと、タソガレドキの奴らが居るんだ…」

『うーん……』

留「どうした？そんなに悩んで」

『六年の先輩方』

潮「なにか重要な役でも任されたのか？」

『重要…まあそうかもしれません…すぐにわかりますよ』

立「Aがあんなに悩むほどの役…」

七「どんなのか気になるな」

中「もそ」

厚「では！プログラム第一！学年混合アヒルさんレース！出場選手は入場門に集合！尚、選手はクジ引きによって既に決定済みである！！」

一年たちがずっこけてる…

って、いやいやそうじゃなくて…
私も頑張らなきゃ…