十四 ページ16
『まさか作法委員会が仕掛けていた罠にみんなハマるだなんて……』
三「やっぱり僕はどこまでも不運なのかなぁ……」
伊「とは言え、何気にAが僕たちを庇って一番被害を受けてたけどね…」
富「本当に助かったよ…」
神「ありがとうA…」
次「感謝する…」
浦「お前たちAはそっちじゃない…」
なぜこんなに気が落ちているかというと、
また組合同での実技があり、裏々山で演習をしてました。
しかし裏々山には作法委員会が仕掛けた罠があり…
まあ、あとはわかるでしょう…。
『なんか医務室に行くのもなぁ…』
神「善法寺先輩に…
「なんでもっと早く医務室に来なかったんだ!」
って怒られそうで…」
次「行きたくない…」
伊「善法寺先輩、怒ると怖いからなぁ…」
三「じゃあ僕の部屋で手当てしようか?一応最低限の治療道具は揃ってるけど」
富「それはありがたいな」
浦「数馬に手当てしてもらおう」
「「おー…」」
『いてっ』
三「Aが一番酷い怪我だね」
伊「僕たちを庇って…すまないA…」
『気にしないで。みんなが怪我するくらいなら私が全部受け止めるよ』
「「A〜!!!!」」
『っわ、えへへ…』
富「これで全員手当て終わったな」
三「うん。でも、怪我したこと善法寺伊作先輩にバレてしまったら…」
「「どうしよう…」」
『あ、伊作先輩で思い出した。私医務室に用があるんだった……はぁ…』
浦「A…気をつけて…」
神「無事を祈る」
次「迷子になるなよ」
富「お前じゃねえんだから迷うわけないだろ」
伊「ちゃんと帰ってきてね…」
『なにをそんな大袈裟な…』
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まき(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (1月17日 2時) (レス) @page27 id: 322e06aa2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レスィ | 作成日時:2024年1月5日 18時