竹谷八左ヱ門だれか回収してくれない？ (ページ14)

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十二-ゞページ14

田「ファイヤー！！！！！」

滝「あぁぁ！！！」

『いぃ…っ小松田さん…！？』

久「痛そう…」

小「な、なにするんですか！危ないじゃないですかぁ！！！」

潮「心配無用！鉄砲生け捕り火です！」

田「委員長、なぜわかりました？」

潮「そりゃわかるさ、蕃椒…つまり唐辛子の匂いがしたからな」

夢「鉄砲が得意な虎若くん、鉄砲生け捕り火ってなぁに？」

虎「鉄砲生け捕り火は、まず鉄砲に普通に火薬を込め次に弾を込めるのですが、弾は綿を球の大きさに丸め細い糸で巻いて水に漬け、引き上げた後蕃椒…つまり唐辛子の粉をよく塗して衣としてこれを打つというものです！」

潮「命拾いしたな小平太！」

七「うるさい！体育委員長と呼べ！」

『体育委員は助かったかもしれないけど…』

 乱「流れ弾が保健委員に当たって池に落ちましたぁ～…」

七「くそぉ～！あぐ！」

滝「いぃ！？」

七「どおりゃぁぁぁ！！！！」

久「七松先輩が弾丸を蹴り…」

潮「ふん」

『潮江先輩は弾丸を十キロ算盤で弾いた…』

 滝「七松先輩、もうよしましょうよ」

七「なんで？」

滝「理屈は向こうにあります…あぁ！焙烙火矢！」

七「体育委員会、全員退避ー！」

「「あぁ〜！！！！！！」」

『爆発に巻き込まれて飛んで行きました。』

久「はは……はぁ…次俺たちだ…」

田「次の方。」

久「二番手火薬委員会です。これはどういうことですか！予算ゼロって！！」

予算案には赤墨で「0」と大きく書かれていた

小「火薬委員会のオブザーバーとして言わせてもらいます、雑費くらいは認めても…」

潮「授業や研究用に使う火薬は学園が購入する！雑費についてはふざけた事を書いていたので却下した！」

久「ふざけたことって……あ、甘酒代ぃ！？」

タ「火薬を作る倉の中は冬は寒いのに暖房が使えないから、温まろうと思って計上しちゃいましたぁ」

久「しちゃダメ……っゔ」

タ「久々知くん、どうしたの？」

久「背中になんか入って…ゴソゴソ動いてる…」

『？、あ』