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知念は食堂のポイントが貯まると貰える、
食堂のおばちゃん特製スープを一気に飲み干すと、
黙々とサラダを食べる俺を見つめた。
知念がこうして、
俺の動きをじっとみてくるときは、
俺に解決してほしい何かがあるときだと、今までの経験上知っている。
なら直接言えばいいじゃないかと俺は毎回思うのだが、
知念は俺に気づいて貰いたいらしい。
「……また事件？」
俺はレタスに伸ばしかけた手を止めて知念を見ると、
知念は嬉しそうに目を輝かせ、
まるで綿の柔らかいぬいぐるみのように、こくんと頷いた。
「最近、この辺で殺人事件が起きたでしょ？」
知念の言う殺人事件は、つい一週間前に起きたものだ。
この辺りで一人暮らしをしていた女子大生が、
何者かによって頸動脈を切られ、失血死。
犯人は未だに捕まっていないらしい。
「僕、もしかしたらその犯人を見たかもしれない」
知念は声のボリュームを落とすと、
水分を含んだアーモンド形の目で見つめた。
続く
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茸*(プロフ) - manapihappy133さん» コメントありがとうございます！最近なかなか更新できていない状況なのですが…なるだけ更新できるときに一気にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。更新頑張ります！ (2017年12月31日 0時) (
レス) id: ad6a76a56d (このIDを非表示/違反報告)
manapihappy133(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2017年12月30日 22時) (レス) id: 2bd6098e8a (このIDを非表示/違反報告)
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