標的62 ページ22
その頃、ボンゴレアジトでは急な出撃にツナたちは驚きを隠せずにいた
Aと雲雀が大勢の強襲部隊を相手に引き止めてくれていると聞いて、出口へと駆けていたツナの足が止まる
ジャ「十代目！今ならFハッチよりルート312でつっきれます！」
無線からジャンニーニの声が聞こえてくる
リ「お前はあいつらの強さを知ってるだろ。」
ツ「でも、っ…！」
ツナの決断が鈍りかけているときだった
『もしもーし、聞こえてる？』
それぞれの無線機から聞こえてきたのはAの緊張感のない声だった
ジャ「Aさまから映像が送られてきているようです！そのままそちらに送信します！」
モニタールームに送られてきたという映像をツナたちの端末に送信する
すると端末の画面にはAが映し出された
どうやら中継のようで戦闘中なのかどこからか他の声も聞こえてくる
ツ「A！」
ラル「あいつのやりそうなことだ。」
ため息を吐くラルに構わずAは続ける
『何も言わずに来ちゃったから、とりあえずなんか言っとこうかと思って。』
獄「んなっ…、お前そんな能天気なこと言ってる場合か！」
山「まあまあ。よっ、A！そっちも頑張れよ！」
笹(十)「そうだ！極限に期待している！」
画面に向かって怒鳴る獄寺と違い応援を送る2人
それを受け取ってかありがとうなんて気の抜けた声が返ってきた
『…まあそんなわけで、こっちはなんの心配もいらないから。そんなとこで立ち止まってないで早く行けよ、ツナ。』
獄「十代目はおめーらのことを心配してくださってんだ！」
そのとき、Aの背後に敵が襲いかかった
ツ「あ、危ない！！」
しかしツナが叫ぶより早く、Aは背後の敵に回し蹴りをくらわすと何事もなかったかのように再び画面に向きなおる
『なにが、危ないって？』
唖然とするツナたちにため息を吐くとAは下で闘う雲雀の様子を映す
ツ「雲雀さん！」
『自分で強いって豪語しちゃうくらいのことはあるよね。…でも強いよ、わたしたちは。』
ツ「…！！」
『ボンゴレ最強の守護者はこんなのでどうにかなる奴じゃないだろ。だからさ
信じててよ、すぐにそっちに追いつく。』
それだけ言うと、通信が切れた
リ「どうすんだ、ツナ。」
俯いていた顔をあげる
そこにはもう、迷いなどなかった
ツ「開けてくれ、ジャンニーニ！」
ジャ「了解しました！Fハッチ開口！」
こうしてツナたちはメローネ基地へと向かった
ラッキーカラー
あずきいろ
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羅琉迦(プロフ) - 小鳥さん» はじめまして！応援ありがとうございます、これからも頑張らせていただきます！ (2016年4月4日 17時) (
レス) id: e77445351c (このIDを非表示/違反報告)
小鳥 - 初めまして！ver1から読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2016年4月3日 21時) (レス) id: bd814a00d8 (このIDを非表示/違反報告)
羅琉迦(プロフ) - アリス･ネーヴェさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2016年3月26日 23時) (レス) id: 9033d5fd14 (このIDを非表示/違反報告)
アリス･ネーヴェ(プロフ) - 面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2016年3月25日 22時) (レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅琉迦 | 作成日時：2016年3月7日 5時
