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翌日
Aは朝からリボーンに呼び出しをくらいボンゴレアジトの地下8階にあるトレーニングルームを訪れていた
リ「今日の特訓はAに一発、有効打を当てることだ。」
いつもは雲雀がツナの相手をしているのだが、今回はリボーンの提案でAが修行をつけることになった
ツ「え！？そんなの聞いてないぞ、リボーン！」
リ「当たりめぇだろ、今初めて言ったんだからな。」
貴(十)「まー、戦闘能力は雲雀の足元にも及ばないわけだから、お手柔らかにな。」
胸元あたりまでの髪をひとつに結わえると準備運動よろしく手足をほぐす
ツ「え、でも…；」
リ「ぐだぐだ言ってねーでさっさと始めろ。お前より強いことに変わりはねぇんだ、胸を借りるつもりで挑めよ。」
それでもあまり納得できないのか、渋々といった感じでハイパー化したツナ
ツ「…わかった、いくぞ。」
そう言うや否や、その場から消える
否、剛の炎の爆発的な突破力でAに突っ込んでいった
されるがままツナに押さえつけられ壁際まで吹っ飛ばされていく
貴(十)「こんなのくらったらひとたまりもないって…」
ツ「ずいぶん余裕だな。」
次の瞬間、凄まじい音で壁に叩きつけられた
貴(十)「ほんと末恐ろしいな、この破壊力。」
ツ「…っ、く…！」
壁に叩きつけられたのは、ツナだった________
ツナが当たった部分の壁には大きくヒビがはいり、のめり込んだような跡がある
それほどの勢いがあったということだ
がらりと崩れた壁の欠片が落ちる
腕を支えになんとか立ち上がるがツナの瞳は驚きを隠せない
ツ「今のは、いったい…」
リ「…攻撃を受け流されたな。」
ラル「ああ、あいつが武器も使わずに己の肉体のみで戦う場合…
相手の攻撃を受け流しそのまま倍にして返す、合気道をつかう。」
ツ「武道、か…」
貴(十)「なかなかに合理的だよね…体格・体力によらず相手を制することができるなんて。まさに今のツナにもってこいって感じ？」
何事もなかったかのように首をさすりながら壁際のツナを見やる
悔しそうにAを睨みつけながらも後ろに手をやり炎を射出すれば再び突進する
今のツナには前に出る以外の術がない
ようやく本気になったのか躊躇せず殴りかかる
しかし、その拳もさらりと躱され腕を掴まれると抵抗もできないまま遠くへ投げ飛ばされる
ツ「ぐぁっ！！」
Aは傷ひとつ負っていない
それどころかたいして力も使っていない
ラッキーカラー
あずきいろ
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羅琉迦(プロフ) - 小鳥さん» はじめまして！応援ありがとうございます、これからも頑張らせていただきます！ (2016年4月4日 17時) (
レス) id: e77445351c (このIDを非表示/違反報告)
小鳥 - 初めまして！ver1から読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2016年4月3日 21時) (レス) id: bd814a00d8 (このIDを非表示/違反報告)
羅琉迦(プロフ) - アリス･ネーヴェさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2016年3月26日 23時) (レス) id: 9033d5fd14 (このIDを非表示/違反報告)
アリス･ネーヴェ(プロフ) - 面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2016年3月25日 22時) (レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅琉迦 | 作成日時：2016年3月7日 5時
