標的42 ページ2
はやる気持ちを抑えても、Aの足は急いでボンゴレアジトのモニタールームへと向かう
貴(十)「入るよ。」
ツ「A！」
山「よ、おはよ！」
貴(十)「おはよ。それより、新しいリングの反応は出ていないか？」
まるで分かっていたかのようなAの一言にモニタールームに集まっていた面々が驚く
ジ「ええ、実はついさっきまで黒曜ランドに新しいリングの反応がありました；」
貴(十)「黒曜ランド…まさか…」
ツ「うん、多分クロームだと思うんだけど…」
そんな時、ボンゴレアジトに暗号データが送られてきた
そのコードは
ジ「どうやらボンゴレ暗殺部隊からのようですね。」
ジャンニーニが暗号コードを解読すると、それはボンゴレ暗殺部隊から送られてきた画像データらしい
ジ「壁のモニターに再生します。」
キーボードを叩くとともに大きなモニターに映し出されたのは
『ゔおぉぉぉぉぉぉぉい！！』
ソファに足を投げ出す十年後のスクアーロの姿だった
ありえないほどの爆音…正確には彼の声であるが、耳を防ぎたくなるほどの音量でアジトに響き渡る
ラル「ボリュームをさげろ、聞くに耐えん！」
静かな怒りをあらわにしながら壁のモニターに映し出されたスクアーロを睨みつけるラル
しかし、スクアーロや途中から出演してきたベルが言うには分かりやすい指示があるまでアジトから外には出るなというのだ
例え、新しいリングの反応があったとしても
最終的に送られてきたデータはモニター越しの2人がケンカを始めて終わってしまった
貴(十)「なんでこいつらを選んだかな…あきらかに人選ミス。」
耳をふさいでいたAは手を離すとやれやれと言わんばかりにため息を吐く
ツ「でも、分かりやすい指示ってなんだろ？」
ジ「どうやらあの方のようですよ。」
ツ「え？」
貴(十)「イタリアから戻ってきたのか…」
ジャンニーニの言いたいことを理解したAは驚きつつもそういえばと思い出すように呟く
獄「イタリアから戻ってきた？」
ツナ達には見当もつかないようだが、そこで自らが答えるように新たな靴音が耳に届く
入り口付近に立つAは隣に現れた男に視線をやると小さくわらう
貴(十)「…お久しぶりです、笹川さん。」
ラッキーカラー
あずきいろ
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羅琉迦(プロフ) - 小鳥さん» はじめまして！応援ありがとうございます、これからも頑張らせていただきます！ (2016年4月4日 17時) (
レス) id: e77445351c (このIDを非表示/違反報告)
小鳥 - 初めまして！ver1から読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2016年4月3日 21時) (レス) id: bd814a00d8 (このIDを非表示/違反報告)
羅琉迦(プロフ) - アリス･ネーヴェさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2016年3月26日 23時) (レス) id: 9033d5fd14 (このIDを非表示/違反報告)
アリス･ネーヴェ(プロフ) - 面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2016年3月25日 22時) (レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅琉迦 | 作成日時：2016年3月7日 5時
