夜兎の従姉妹は、信じられないくらい、男前です。【銀魂】

五話 ページ8

高杉side






『ククッ、アハハハハハッ！！！』

と、何故か勢い良く笑い出した恋華。
最初顔を見た時、柄じゃねェかもしれねェが綺麗だ、なんて見惚れてた。

やはり元から綺麗だからか、笑った顔も眩しい位綺麗だった。




『フフッ、自己紹介位いいじゃァないか。御前さん等はこんなことで騒ぐ奴等なのかい？ククッ、たのしそうだねェ。』



と、うっすら笑みを浮かべる恋華。




そこで、

銀「お前はよ、何でこの戦争に参加してんだ？」


と銀時が聞く。


『………売られた喧嘩は買っちゃいけないかい？』


真っ直ぐ、凛とした、でもどこか憎みを持った目で俺等を見る。









その目に自分の胸が高鳴った音がした。








顔も見られねェ、自分の体温が上がっていくのが分かる。今にも此処から走ってにげてェ。









そうか、









之が“恋”ってヤツなんだな…。

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