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教室に戻ると一斉にクラスの視線が私に集まった。
沖田の席の周りにはたくさんの人が居て、さっきまで質問攻めを受けていたことがよく分かる。
居心地の悪い視線を掻い潜り自席へと座る。
『.....さっきは悪かったよ』
『本当に沖田と付き合ってるんだな』
一番に話掛けて来たのは先ほどの男子生徒で、「まぁ...」とだけ静かに返した。
気まずくなったのか彼はそれ以上話掛けてこなかったし、私も何も言わなかった。
『何で言わないんだよ水臭ェ！！』
『こうなるからでィ』
『このモテ男！』
目の前で他の男子に
まぁ、私が頼んだわけじゃないけど... 嫌な顔一つ見せない彼に少し「凄いな」と思ってしまう。
『って事でAには手ェ出すんじゃねぇぜ？』
思わず目を見張って沖田を見る。
彼はこっちを見て笑った。
今、なんて？
『名前呼びじゃねぇと怪しいだろ』
またまた顔を近付けて耳打ちされたが、私はそっちを気にしたんじゃない。
言い返したくても言い返せないもどかしさを抱きながら次の授業の準備をした。
短い授業間の休み時間が終わり違う科目の授業が始まる。
ぞろぞろと席へ戻ってくクラスメイトにやっと一息吐いた。
『...まだ疑ってる奴も居るから』
『今日は一緒に帰るぞ』
『え、』
『カモフラージュでさァ』
『また変な噂が立っても良いんですかィ？』
小声でそう提案した沖田は直ぐに黒板の方へ向き直ってしまい私の意見は聞かなかった。
聞かれたとしても私に残された選択は一つしかないけれど。
心なしか頭が痛い気がしたが、「病は気から」と言うほどだ。
気のせいなのは目に見えていて、ノートも取らずにぼんやりと1日の授業を過ごした。
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紫蘭(プロフ) - ハルさん» そうなんですか。でも応援して頂けるだけでも嬉しいです笑 私も、同い年だと分かって嬉しいです！親近感が湧いて仕方ないです笑 またお話出来るの楽しみにしてます！ (2017年9月18日 15時) (
レス) id: 684ce788b1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 紫蘭さん» 実はですね、私中学受験をしたので高校受験がないんですよ……。なので本当に他人事のようにしか紫蘭さんに何も言えないのですが、本当に応援しております。同い年、嬉しいです。親近感が湧いちゃいます( ´ ∀｀) 息抜き程度にでもまたお話ししてくださると嬉しいです。 (2017年9月18日 14時) (レス) id: eb197fc214 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 獅子の子さん» やっぱり高杉はいいですよね〜( ´ ∀｀) ニヤニヤしちゃいますよね、考えてると。 この作品でキュンキュンしてくださったのならなによりです！ 閲覧とコメント、どうもありがとうございました！ 高杉さん万歳！！＼(^-^)／ (2017年9月18日 14時) (レス) id: eb197fc214 (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - ハルさん» ハルさんも高校受験何ですか！！私も一緒です笑 いえいえ、全然大人じゃないですよ…中学3年のまだまだ未熟者です。私自信、ハルさんの方が大人っぽいです！ハルさんも身体に気を付けて勉強や更新の方頑張って下さい！応援してます！！ (2017年9月18日 12時) (レス) id: 684ce788b1 (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - 銀皐月さん» 先生に、ですか!! それは素敵な夢をお持ちですね!! 「なれる」なんて無責任なことは言えませんがなれるように祈ってます。きっと良い先生になるんだろうなぁ、なんて思いつつ... その時は素敵な生徒にも会えると良いですね! コメント有難うございました (2017年9月18日 9時) (レス) id: 30e1da4c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高杉同盟
x他1人 | 作成日時：2017年7月31日 23時
