九話 ページ10
貴方side
?「……い、起きろ…おい……!」
なんかデジャヴ感…。
んん。それにしても……
貴「この声……落ち着く……すぅ..」
高「おい寝るな。起きろA。」
貴「んんっ...はい......ふぁぁ」
眠そうに目をこすると、いつもより着物がはだけた
高杉さんがいた。
貴「高杉しゃん……着物……はだけてますよ..」
高「そうか...あと」
着物を直しながら、高杉さんはいった。
高「その高杉さんってのやめろ。敬語もだ。」
貴「はi……じゃなかった、うん。晋助?」
高「なんだ……?」
貴「何でもない!読んだだけ!!」
高「そ、そうか......//」
私が笑うと、晋助はふいっと顔を逸らした。
...?
ー食堂ー
隊士さん達に、幽霊になった事などを発表し、
オムライスを頼む。
晋助はうどんを食べていた。
高「あ、そうだお前、いつまで白装束でいるんだ?」
忘れてたなぁ、どうしよ。
貴「わかんない。どうしよう」
ま「一緒にデパート行こうっス!もちろん、晋助様も一緒に!!」
高「そうだな。生活必需品も揃えた方がいいと思うしな」
万「ならば拙者も行くでござる」
みんなでデパート……!
貴「私のためにありがとうございます!一度行ってみたかったんです!」
ま「A…!今日は沢山見て回ろうっス!」
高「未練…か。」
晋助がそんなことを呟いていたなんて、
私はまったく知るよしも無かった。
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作者名:レモン煮オレ | 作成日時:2016年4月29日 23時