八話 ページ9
来島side
何故か晋助様を弄ってみたい欲求が燃え上がる。
万斉先輩と武市先輩は、ギョッとした顔つきになってから、
ニヨニヨしはじめたっス。
高「............((ギロッ」
うわぁぁぁぁ、睨みがさっきより怖くなって...!
内心は今すぐ逃げ出したいが、
Aと相部屋、もしくは晋助様のデレという滅多にないご褒美が待っているっス...
頑張らなくては...!!
高「来島...表でろ...」
ま「わ、分かりましたっス」
貴「......((オロオロ」
Aは、案の定目尻をこれでもかという程下げ、オロオロしている。
高「来島、どういうつもりだ。」
明らかに起こっている晋助様。
だが、流石に『Aと相部屋になりたい』
だなんて言えないと思うっス...!
ま「ど、どういうつもりって、なんの事っスか...?」
高「〜っ!...しらばっくれるな...!お前絶対わざとだろ...!」
ま「そう思うのなら、口で言って下さいっス...」
よっしゃ言えたっス!これで実力行使とか言われたら私
終わるっス色々...。
高「その、、Aと相部屋の件、、俺に譲れ...////」
晋助様は、りんごのように顔を赤く染め、俯きがちにいった。
...なにこれ可愛い。
ま「いいっスよ。」
高「来島お前覚えてろよ....っ!」
若干涙目で言ってきた晋助様。
写メっといてよかったっス。
またやろう...。
晋助様の赤面を写メることに成功した私は、
二匹目のドジョウ狙いでそう誓ったのだった。
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作者名:レモン煮オレ | 作成日時:2016年4月29日 23時