七話 ページ8
来島side
8時に、会議室集合な。
私達鬼兵隊上層部の四人に、晋助様は告げたっス。
Aに何かあったんスかね...。
『カチッ...』
7:57。そろそろ会議室に向かった方がいいっスね。
万「来たでござるかまた子殿。」
武「遅いですよまた子さん。」
ま「晋助様はまだっスか...。」
晋助様はまだ来ていないようっス。
ま「先輩方は、なんの用事で集められたか知ってるんスか?」
万「いえ、拙者は教えられていないでござる。」
武「私もです。」
『スーッ...』←
自動ドアが開く音がして振り返ると、
晋助様と
浮いているAがいた。
...。ん?
浮いて…?
ま「浮いて…!?」
万「手品でござるか?」
武「...((ブクブク」←泡を吹いている。
各自異様な驚き方を見せる。
中には泡を吹いている馬鹿もいる。
高「おい。説明してやれ。」
貴「あっはい!えと、この度は自 殺しまして、幽霊になりました!
改めてよろしくです!」
高「自己紹介じゃねぇよ。」
この後私達は、これまでの経緯をAに説明して貰った。
*
ま「んー。でも、この世に未練があって幽霊に...。
だなんて本当にあるんスね〜」
高「だな。おっ、さすが桃園家ご令嬢、早速ニュースになってやがる。」
貴「そんな嫌味みたいに言わないでくださいよ。あ、本当だ。」
コト...と、私達のお茶を机の上に置くA。
物には触れるんすね。
万「幽霊と言ってもどんな現象が起きるのでござるか?」
貴「この船に行く途中に発見したのですが...知ってる人には
ちゃんと見えてるんですよ、街の人に話しかけても気づいてもらえなくて...」
そうなんスか...。
武「じゃあ我々と接するのには支障は無いんですね」
珍しくいい事を言った武市先輩。
ま「じゃあ今日からこの戦艦で寝泊まりするっス!A!」
貴「でも、迷惑になりませんでしょうか...?」
万「それは妙案でござるな!」
ま「大丈夫っス!いざとなれば私の部屋で寝t...」
高「........((ギロ」
万,武「はは...((苦笑い」
な、なな、なんかめっちゃ睨まれてるゥゥウ!?!?
あれっスか、晋助様Aと相部屋がいいんスか。
普通に譲ればいいものを、私の小さなS心がざわつく。
ま「ど、どうしたんスか晋助様...く、口で言って下さいっス...」
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作者名:レモン煮オレ | 作成日時:2016年4月29日 23時