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三話 ページ4

貴方side


『パシッ』


貴「…っっ!」


痛々しい音が部屋に響く。



父「こんな時間までどこに行っていたんだ!!!

またあのテロリスト集団の船だな!?」


貴「っ!そんな呼び方しないでください!!

あの方たちはそんなに野蛮ではないです!!!」


父「…取り乱してしまったな…。A。

Aは明日から、自宅謹慎だ。いつなんどきでも、

外出してはならん。」


貴「そんな...っ!お父様!!お待ちください!!お父様!」









.









.














貴「…よいしょっ…!いきなりそんなこと言われて...

はいそうですかと受け入れられる…ものですかっと!...」


家の裏口から出て、山をフリーランニングで

駆け下りようと足を掛けた時だった。



父「どこに行くんだ。」

貴「!?お、ぉおと、お父様!?」


お父様に見つかってしまった。

どうしよう、もう一生出して貰えないかもしれない...!

お父様ならやりかねない...!!


貴「私に...自由をください!!!」


はっきり言ってみよう...!!


父「…。それは、なんの自由だ?


外出の自由か?

交友関係の自由か?

それとも...。

恋愛の、自由か?」



貴「…っ!それは…!」


父「A。今日はもう寝なさい」


貴「…はい…」


見事に言いくるめられた。

屈辱で顔が歪む。









家に入り、ダイニングの前を通った時。


?「__〜〜〜〜〜〜〜〜」

?「__〜〜」


何かを話している...?


さらに近づき、ドアに耳を付ける。



貴「!」



この声...お父様...!


父「家の警備を固めろ。Aに注意しろ。

Aは明日から生涯自宅謹慎にさせる。外に出そうだったら

止めるんだ。」


召「「承知しました。」」






そんな...!

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設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 幽霊少女   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:レモン煮オレ | 作成日時:2016年4月29日 23時

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