十三話 ページ14
貴方side
貴「ん……ねむ…」
外が明るくて起きる。
隣を見ると、やはり晋助は気持ちよさそうに
布団に包まっていた。
…。
『ぐぎゅるるるる………』
貴「///」
あぁー、誰も聞いてなくて良かった……！
うん。お腹すいたから食堂行こう。
ー食堂ー
貴「天人さんっ、おうどんくださいっ！」
天「おうよっ！出来たぞ！」←早い
貴「ありがとうございますっ！」
朝はやっぱ、うどんだよねー！
薄味の汁、もちもちの麺…美味しい！
貴「んぅ〜美味しいなぁ〜」
天「(こんな子鬼兵隊に居たか…？)」
＊
廊下へ出ると、沢山の隊士さんが楽しそうに話していた。
貴「隊士さん！おはようございますっ！」
隊1「でさ〜、」
隊2「っはは何だよそれ！」
む、無視された…。意外と傷つくなこれ。
また子ちゃんに慰めてもらおう。。
貴「また子ちゃーーん！遊ぼー！」
ま「あっ、ええと、…そう！A！いいっスよ！」
貴「っ！ご、ごめんちょっと用事思い出しちゃった！」
ま「？いってらっしゃいっス！」
名前忘れたよね一瞬。
何ちょっと存在感薄れてんの私。
怖い。
私はこの怪奇現象が気のせいではないか確かめるべく、
神威さん、阿伏兎さんが居る春雨の戦艦へ向かった。
ー春雨ー
貴「二人とも居るかな〜」
そんな事を呟きながら船内をうろついていると
早速二人を発見した。
貴「阿伏兎さん！神威さん！お久しぶりです！」
阿「ん？嬢ちゃん誰だ？こんなムサい戦艦にいちゃダメだぞ。お家帰んな！」
神「は？何言ってるの阿伏兎。『嬢ちゃん』なんていないヨ？」
＿＿え……？
貴「晋助ーーーーーーーーー！」
『ガチャッッ』
高「…うるさい何だ？」
貴「ねぇ、どうしよ！私だんだん存在感が薄くなってる！」
高「………は？」
貴「はじゃなくて、隊士さんに見えてなかったし、
また子ちゃんに一瞬名前忘れられた！！
春雨も行ったけど二人とも可笑しかったの！！
どうしよう！！！」
高「気のせいだろ」
貴「ん''ーー！何で信じてくれないの！もういい！武市さんとこ行く！」
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作者名：レモン煮オレ | 作成日時：2016年4月29日 23時
